5.1CHプロセッサ+アンプ

・2007/12/23

ついに5.1CHプロセッサと外部アンプを導入しました。

実は物自体はすでに3年近く前に購入済みで、ずっと構想(妄想?)だけはあったんです。
でもとりあえず聞けているし、配線は面倒だし、とほったらかしになっていました。

ちなみに導入したのは、
 5.1CHプロセッサ PXA−H510
 アンプ MRV−F304 (リンク先は1つ前の型のF303)
と、どちらもだいぶ古い型です。
当時すでに古くて安売りしていた(2つで1万円以下だったような..)のを購入したので、今となっては骨董品に近いです。

きっかけの1つは、モバHO!チューナーを購入したことでした。
それまで車載PCだけだったヘッドユニットへの外部入力が、モバHO!でもう一つ追加になりました。
そのときは出張直前だったので、とりあえずゲーム用の切り替え器をつないで誤魔化しましたが、どうしてもこのデザインが許せません。
(しかもこの切り替え器は、ビデオ切替器の部品取り用で、1回路の部品がありません)

そんなときに見つけたのが、こちらのページです。
その中で、「PXA-H510は光入力が入ると自動的に入力を切り替える」とあります。
これならモバHO!(アナログ入力)と車載PC(光デジタル)の自動切替ができそうだなぁと思い始めました。
で、最後のきっかけがこのプレミアムサウンド専用アンプの取り外しです。
ヘッドユニットを変えたのでこのアンプはただの飾りになっていました。
別に取り外す必要はぜんぜん無かったのですが、どんな物か見てみたくて外しました。
ところがこれで最後のスイッチが入ってしまいました。
最初はコンソールだけばらすつもりが、アンプを外すのには下側も全部外さないといけなくなったのが運の尽き。
あれよあれよという間にこんな状態になってしまいました。
とりあえず5.1CHプロセッサのテストをしてみようと思って、小さいアンプを付けてみたらバッチリ動いてしまいました。
しかもヘッドユニットだけの時より音が良いような気.が....。

ならばずっと寝かしてあるアンプも付けてしまえ!と本格的に作業開始です。
寝かしてあったもう一つの理由が、取り付け場所と配線です。
アヴァの場合アンプはリアのラゲッジに置くことが多いようですが、それだとアンプボードを作ったり、長い配線をしたりといった結構大変な作業になってしまいます。
それが面倒でほったらかしになっていたのですが、「もしかして二階建てにすれば足元に置けるかも?」と思ってやってみたら....置けました。
まずアルミのLアングル2本を、ボルトにスペーサを入れたもので固定しました。
その上にプロセッサをネジ留めしました。
20mmx3個のスペーサーで高さはピッタリです。
プロセッサの電源とRCAケーブルをあらかじめ付けておいてから車に載せます。
アンプはマジックテープでカーペットに留めただけですが、結構しっかり付いています。

あとは電源とスピーカーの配線をつなぎます。

スピーカーの配線は、フロントは以前に引き直してあるのでそのまま下まで持ってくるだけOKでした。
リア用にヘッドユニットのところまで延長ケーブル(50cmほど)を作りました。
電源はバッ直にしました。

このケーブルも以前に車高調を付けたときにEDFCの配線と一緒に線だけは通して放置してありました。
(3年以上もバッテリにつながずにほったらかし....)
今までは配線剥き出しでしたが、やっと電気が通ることになったので念のためコルゲートチューブで保護しておきました。
(写真の赤いのが保護前の配線です)
配線は内装の隙間から出すことにしたのですが、さすがにそのままだと線がつぶれてしまいます。
線が通るところの内装をリューターで切り取りました。
裏側には鉄板の補強が入っていたので、この鉄板もハンドニブラで切り取って、ヤスリで切り口を丸めておきました。
これでとりあえず4CH+ウーハーは鳴るようになりました。

モバHO!のアナログ出力は、今までヘッドユニットに付けていたRCA->Ai-mini-BUS変換ケーブル(KCM-122B)を使ってCDチェンジャーのAi-Net入力へつなぎます。
車載PCの光デジタル出力は、同じCDチェンジャーの光デジタル入力へつなぎます。

ヘッドユニットで外部入力(AUX)を選択すると、
 光入力なし -> モバHO!
 光入力あり -> 車載PC
と、自動的に入力が切り替わります。

ただ、車載PCは起動すると常に光出力が出てしまいます。
これだとモバHO!を聞きたいときは光ケーブルを抜かないといけなくなります。
そこでステアリングリモコンにつながっているリレーで光出力のOn/Offを切り替えるようにしました。

もともとこのリレーは、リモートコマンダーで車載PCの電源をONするためのものでした。
でも車載用の専用電源に交換してからは、自動で電源On/Offするようになったので使っていません。

これを光出力のOn/Offに転用します。
ステアリングリモコンのソフトを変更して、リモートコマンダーの[Power]ボタンを押すごとにリレーのOn/Offを切り替えるようにしました。
車載PCの光出力の電源線を切ってリレーの回路を割り込ませました。

これでケーブルを差したままステアリングの手元でモバHO!/車載PCの切替ができます。
プロセッサの調整用リモコンはテーブルの横にマジックテープで固定しました。
この黒いところはただの飾りだと思っていたのですが、電源を入れると文字が光って動作状況がわかるようになっています。
外部アンプにしたためか、車載PCから直接デジタル入力にしたためか、だいぶ音が変わりました。
全体的に締まった感じで音量を上げてもうるさく感じません。

車載PCでDVDを再生すると、ちゃんとDOLBY DIGTALに切り替わります。
センタースピーカーがないので4.1CHですが、プロセッサの設定で「センタースピーカー無し」というのもできるのでとりあえず聞けています。

といっても、やっぱり5.1CHにしたいですね〜。
(実はセンタースピーカーも2年前に購入済み^_^)
でもダッシュボードには載せたくないし、どこに付けよう.....。

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