レカロシート(取付け)

※この内容はあくまで私個人の作業結果です。
※もしあなたが同じことをして何か問題が起きたとしても、私は一切関知しません。
※少しでも不安がある場合はディーラー又は整備工場にお願いして下さい。
※くれぐれも自己責任ということで。

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・2014/10/26

補修が終わったレカロシートを取付けます。

取付けに必要なシートレールはオークションで中古品を購入しました。
少しスライドの動きが悪かったのでパーツクリーナーで綺麗にしてからグリスを吹いておきました。
シートレールとシート本体をM6ボルト6本で固定します。
はい、付きました。
いよいよ取り付けですが、まずは純正シートを取り外します。
サイドブレーキの後ろ側のカバーを左右のクリップを外してから後ろに引っ張って取り外します。
シートを止めているボルト2本を外します。
前側のボルト2本も外します。
シートベルトのセンサーに繋がっている配線コネクタを外します。
これでシートを取り外せます。
シートベルトキャッチをレカロのシートレールに移植します。
カバーを外してボルトを緩めて取り外します。
購入したシートレールには受け側のナットが付いていませんでした。

シートベルト関係で使われているネジはユニファイ規格で普通のホームセンターでは手に入りにくいです。
私はたまたま初号機のレカロに付いていたナットが1つ余っていたので大丈夫でしたが、ない場合はネット通販などで購入して下さい。
取付けるときにシートベルトキャッチの突起が邪魔だったので折って取り除いてしまいました。
シートヒータ用の配線をヒューズボックスのACCコネクタから引きます。
カーペットの下を通してシート後ろまで持って行きます。
さすがに裸配線では危ないのでスパイラルチューブに通しておきました。

余談ですが、バモスってサイドシルのところに配線が通っていないんですね。
シフトレバー回りの配線は車体外の下側から引き込んでいます。
またテールランプなんかの配線は天井側を通しています。
なのでちょっと配線を追加って時はどこを通そうか悩みます。
GNDは適当なネジがなかったので、新しく穴を開けてタッピングビスで固定しました。

手前に見えている丸いゴムが車外から配線を引き込んでいるところです。
シート取付け前にちゃんと動くか確認します。
電源をONにするとLEDが光ってシートも暖かくなりました。
あとはボルト4本で固定すれば完了です。
シート幅が広くなるのでサイドブレーキやシフトレバーに干渉するか心配でしたが、この程度で全く問題ありませんでした。
純正シートと比べると、後ろ側はり若干下がりぎみで前側はだいぶ上がっています。
いわゆる「前上がり」ですね。
シートヒーターのコントローラーはサイドブレーキレバーの下に貼り付けました。
ここでもサイドブレーキを引くのには影響ありません。
どのくらい暖かくなるか温度を測ってみました。
ヒーターのないところが約20度の時に...
一番熱くする「強」で27度ちょっとでした。
背面も同じくらいです。

でもこれはシートに座っていない状態での温度で、実際にシートに座ると「強」ではアッチッチになります。
特に座面は熱がこもるようで一番弱い「弱」でも十分暖かくなります。
これからの寒い季節に活躍してくれそうです。
肝心の乗り心地はさすがレカロだけあって体がスッポリはまってしっかり支えてくれます。
交差点を曲がるときでもシートに体を預けておけば力を入れる必要が無いので楽に運転が出来ます。
初号機のレカロよりもこっちの方がサイドのサポートがしっかりしているようです。
ただいくつか不満点もあります。

・乗り降りが面倒くさい。
 座面サイドのサポートが邪魔で、乗るときも降りるときも「よっこらせ」と体を持ち上げないといけません。
 サイドサポートにお尻を乗せれば楽なのですが、せっかく補修したウレタンがまた割れそうなので気を遣ってしまいます。

・ハンドルが遠くなった
 前上がりになったせいか、ハンドルが遠くなってしまいました。
 ブレーキペダルを合わせるとハンドル最上部で腕が伸びきってしまいます。
 まぁ自分の身長がないのも原因だと思いますが、なんとか調整できないか考えます。

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