All Style Meeting 3回目2012/04/27 富士スピードウェイ

・走行編  (準備編へ)

いよいよ当日、雨の降る中出発しました。

2時間ほど走って、途中のパーキングエリアでトイレ休憩のために車を止めてドアをロックしようとリモコンのボタンを押したら.....反応がありません。
リモコンの電池切れかと直接キーでドアをロックしたのですが、集中ドアロックのガチャっという音がしません。
あれぇ?と思ってもう一度キーを差し込んで回してみると....うんともすんとも言いません。
完全にバッテリー上がりの状態です。

これは軽量バッテリーが死んだに違いない!と、こんなこともあろうかと載せてきたオプティマバッテリーに交換しました。
交換後は無事エンジンはかかりましたが、これで軽量化の目論見が半分以上ダメになってしまいました(T_T)
まぁ逆に不安材料が無くなったと気を取り直して、サーキットに向かいました。
無事到着です。
今回、まさかのゼッケン1番でした。
さらに同じアヴァ乗りのAzyoshiさんと一緒です。
富士のピットにアヴァが並ぶのはいい眺めですねぇ〜。
今回はタイヤを前回と前後逆にしてみました。
フロントが01R,リアがネオバです。

この変更が今回の重要なポイントになろうとは....
あと、前回車載PCのGPSがイマイチ不安定だったので、新しいGPSロガーを購入しました。
普通のロガーは1Hz(1秒に1回)の計測ですが、このロガーは5Hzで記録できる優れものです。
ブリーフィングが終わる頃には雨は上がりました。
でもまだ路面は濡れています。
まずは下見走行で様子を見るのですが、ここで危うくスピンしそうになりました。
<-ムービー(avi)

100Rの後半でちょっとアクセルを戻したらいきなりリアが滑り出しました。
何とかスピンは回避しましたが、まさかあの速度でこんなに滑るとはビックリです。

ただフロントタイヤはそれほど滑る感じはしません。
01Rとネオバではだいぶグリップに差があるようです。
下見走行でフロントとリアにグリップ差があるというのが解ったのは大収穫でした。

その後徐々に路面は乾き初めて、1回目走行時にはライン上はほぼドライになりました。
いよいよ1回目の走行です。
今回も40台以上参加しているのでなかなか思い通りには走れません。

リアのグリップがどんなものか確かめながら徐々に速度を上げていきます。
路面が乾いたせいか下見走行の時のようにいきなり滑り出すことはないのですが、コーナーの入り口で微妙にリアが出る感じがします。

<-1回目ベストラップムービー(avi) , 小さいサイズ(mp4)
せっかくのGPSロガーですが電源を入れ忘れていました。
スピードメーターは車載PCのGPSデータで合成したのでかなり誤差があります。


スープラ、直線速いですね〜。あっという間においていかれました。
あと1コーナーで1台グラベルにはまっていましたが、赤旗中断にならずよかったです。
1回目のベストタイムは 2'24.467 でした。
様子を見ながら走った割にはまずまずです。

ピットに戻ってタイヤの空気圧を測ったら前後とも2.8Kg/cm2まで上がっていたので、前2.5,後2.3まで下げました。
一休みして2回目の走行です。
渋滞に遭うのが嫌だったので、走行開始後1分ほど経ってからコースインしました。

空気圧を下げたせいか1回目よりもっとリアが出るようになりました。
100R後半ではちょっとアクセルを抜いてあげるとおもしろいように車の向きが変わります。
前回アンダーで四苦八苦していたのがウソのようです。
これは楽しい!と、タイムよりもリアをいかに出して回るかに集中して走りました。

<-2回目ベストラップムービー(avi) , 小さいサイズ(mp4)

今度は直線でランエボにぶち抜かれています。
やっぱりパワーのある車はいいなぁ。
楽しんで走ったのですが、タイムも 2'22.629 と前回ベストから0.4秒落ちにまで縮まりました。
前回ガス欠になったので、今回は忘れずにここで給油しました。
(もちろんエアコンはオフです^_^;)
最後、3回目の走行です。
せっかくアヴァが揃ったので、Azyoshiさんの雄姿を撮影することにしました。

<- Azyoshi号ムービー(avi) , 小さいサイズ(mp4)

もっと撮れば良かったんですが、Azyoshiさんが前のRX-8に詰まって遅くなったところで我慢できずに抜いてしまいました。ごめんなさいm(__)m
その抜いた次の周が今回のベストラップでした。

<-3回目ベストラップムービー(avi) , 小さいサイズ(mp4)
3回目のベストタイムは 2'22.321 で、これが全体でのベストとなりました。

前回より 0.1秒落ちで、タイムを更新することは出来ませんでした、残念。
今回もスマートフォンでログを取りました。
4周したところで水温が高くなったので、1周クーリングをしました。
そろそろ冷却系の強化も考えないと.....。
新しいGPSロガーではまともなデータが取れたので、解析するフリーソフトを使ってみました。
LAP+
2回目のベストラップ(青)と3回目のベストラップ(赤)のスピードのグラフです。

100Rは2回目の方が早いんですが、ヘアピンからの立ち上がりで差が付いて、セクタ3は3回目の方が早いです。

でも最終コーナーでアウトに車がいて立ち上がりを失敗、結局僅か0.3秒の差になってしまいました。
コカコーラコーナーからの立ち上がりは3回目の方が速いのですが、その後ビビったのか速度が落ちてしまっています。
100Rはもうちょっとがんばれそうですね。
セクタ3は難しいコーナーばかりで、なかなか上手く走れません。

特にプリウスコーナーはどこから曲がっていくのか目標が解りにくくて、ついつい早めに曲がりはじめてしまいます。
そうすると2回目の青線のように立ち上がりでふくらんでしまって結局遅いということになります。
でもそのおかげか最終コーナーは上手く回れて、ムービーで確認するとクリップ付近からもう加速に入っています。

最終コーナー以外は3回目の赤線が何となく良さそうなので、次回はこの2つをうまくあわせて走れるように頑張ります。
今回はアヴァ2台でサーキットを走るという貴重な体験ができました。
Azyoshiさん、ありがとうございました。

次回はまた秋ごろ参加の予定です。

目標は
・今度こそ20秒台
・最高速200km/h

どちらも無謀な挑戦だなぁ.....
おまけ
走行後のタイヤの状態です。

フロントの01Rはさわるとベタベタするくらい柔らかくなっていましたが、思ったよりは減っていません。
リアのネオバはエッジのところがささくれていました。
滑らすような使い方をしてたせいでしょうか?
ブレーキパッドを町乗り用に戻すついでにチェックしました。
相変わらずローターはレコード盤になっています。
パッドの方は、厚みは十分残っていますが角がもうボロボロです。

相変わらずひび割れもあるし、真ん中の溝に何か挟まっていました。
ほじくり出してみると崩壊したパッドのかすが固まったもので、指でつまむとボロボロと崩れました

すり減る前にバラバラに崩壊してしまうんじゃないかと心配になってきました。
キャリパーの方は大丈夫そうです。
今回の走行会のちょっと前から足回りからカタカタと異音がしていて、走行後は音が大きくなりました。
スプリングが遊んでいるかピロアッパーがいかれたのかと思っていたのですが、戻ってきてチェックしたら、スタビライザーリンクのボルトが緩んでいました。
<-ムービー

幸い大事にはならなかったのですが、ちゃんとチェックしておかないとダメですね。
死亡したと思っていた軽量バッテリーですが、戻ってきて電圧を測ったらちゃんと12V以上ありました。
試しにパジェロミニに付けてみたら、ちゃんとセルも回ります。
<-ムービー
接触不良だったのか、熱でおかしくなっていたのか、今になっては動かなかった理由はわかりません。
しばらくパジェロミニで様子を見てみます。
ちなみに、パジェロミニ純正のバッテリの重さは8.8Kgでした。

ということは....わざわざ軽量バッテリーを買わなくてもパジェロミニのバッテリーを使えばよかったということなのか!(ガックシ)

次回はこれでいってみます。


戻る