【2代目バモス】
エンジン・ATミッション交換 新エンジン整備 その1

※この内容はあくまで私個人の作業結果です。
※もしあなたが同じことをして何か問題が起きたとしても、私は一切関知しません。
※少しでも不安がある場合はディーラー又は整備工場にお願いして下さい。
※くれぐれも自己責任ということで。

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・2019/11/24

走行距離9,000Kmということで購入した新エンジン、そのまま乗せるか消耗品を交換するかだいぶ悩みました。
9,000Kmなら交換する必要は全くないのですが、そこはオークション、どこまで信用していいものやら...
中身も綺麗なものです。
それでもエンジンが降りている状態なら交換はそれほど手間では無いので、自分の精神安定のために交換することにしました。
まずは初代バモスでも交換したクランクシャフトオイルシールを交換します。
う〜ん、ほぼ新品ですね。
でも決めたからには交換します。
交換後です。
交換前と全く違いがわかりません。(ある意味交換作業は成功?)
ドライブプレートを元通りに付けておきます。
締付トルク:70Nm
タイミングベルトも交換します。
クランクプーリーは一度も外していないせいか、電動インパクトでは緩みませんでした。
専用工具を使って緩めます。
カムシャフトオイルシールも....
クランクシャフトオイルシールも新品同様です。
でも交換しました。
冷却水の経路も綺麗なものです。
ウォーターポンプも綺麗です。
でも心を鬼にして交換します。
5月に交換したばかりの旧エンジンから移植しました。
こういうときしかできないので、プラグホールのオイルシールも交換します。
ロッカーアームのスリッパも全然減りがありません。
当然カムシャフトもキズ一つありません。

このあたりで、交換することで起こる自分の作業ミスの方がリスクが大きいんじゃないかとだんだん後悔してきました。
といっても、もう後戻りできないので交換作業を進めます。
両端の所に液状ガスケットが塗ってあるので綺麗に掃除して....
新しい液状ガスケットを塗って....
規定トルクで指定の順番にボルトを締めます。
念のためここのキャップも新品にします。
タイミングベルトをかけるときになって、カムシャフトプーリの形が違うことに気がつきました。
こちらは新エンジンのプーリです。
旧エンジンのプーリはこんな形です。
位置を検出するセンサ用の突起の形・数が全く違います。
幸いにも新エンジンに旧エンジンのプーリがそのまま付きました。
旧エンジンのセンサとの隙間もぴったりです。
単純にプーリの移植だけで済みました。
タイミングベルト・アイドラプーリ・テンションプーリも、半年しか使っていない旧エンジンから移植しました。
バルブクリアランスも調整しておきます。
バルブクリアランス標準値(冷間時)
インテーク:0.15-0.19mm
エキゾースト:0.23-0.27mm
プラグホールパッキン・ヘッドカバーパッキンも交換します。
もちろん取付ボルトのゴムも4本分交換します。
角の所に液状ガスケットを塗って...
カバーを取り付けました。
サーモスタットも交換します。
形が変わっていますが、品番は同じです(メーカー違い?)。
冷却水パイプの端が錆びていたので、ワイヤブラシでサビを落として....
布ペーパーで磨いておきました。

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