【2代目バモス】
エンジン・ATミッション交換 旧エンジン取外し

※この内容はあくまで私個人の作業結果です。
※もしあなたが同じことをして何か問題が起きたとしても、私は一切関知しません。
※少しでも不安がある場合はディーラー又は整備工場にお願いして下さい。
※くれぐれも自己責任ということで。

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・2019/11/24

新しいエンジンを買ってしまったので、覚悟を決めて交換をはじめます。
(でも途中で何度もこれでとどめを刺したらどうしようと不安ばかりでしたが)

車体をジャッキアップしてスタンドをかけます。
スタンドの下に重量ブロックを置いてありますが、これは下が土でめり込んでしまうのと、
エンジンを車体の下から引き出すための高さを稼ぐためです。

ミッドシップエンジンのバモスはこういう所が大変ですね。
バッテリーの−端子を外してクーラントを抜きます。
途中のパイプにあるドレインからも抜きました。
エンジンオイルを抜きます。
ATフルードを抜きます。

どちらも半年前に交換したばかりなのに.....
ガソリンの経路を分離するために、フューエルダンパにモンキーレンチをかけて緩めます。
ガソリンが漏れてくるのでウェスを敷いておきます。
はい、外れました。
外したフューエルホースはビニール袋で包んでおきます。
インテークパイプを外します。
近くにあるバキュームホースを外して....
こここのホースも外して...
ヘッドカバーから来ているブローバイホースも外して、
バンドを緩めてパイプを外します。
アクセルワイヤーを外します。
カバーを外して...
ナットを緩めてアクセルワイヤーを取り外します。
ATのコントロールケーブルを外します。
ATのフタを外して....
割ピンを抜けばケーブルは外れます。
エンジンマウントにケーブルが固定されているので、ここも外しておきます。
次は電装系のハーネスを外します。
エンジンには2系統のハーネスが来ています。
・オルタネータ充電・スタータモーター系 (車体側に残ります)
・PGM-FI制御系 (エンジンと一緒に降ろします)

まずはオルタネータ充電端子からケーブルをはずします。
ケーブルをたどって、エンジンに固定しているボルトやクリップを外します。
スタータモーターからもケーブルを外します。
同じくケーブルをたどってステーやクリップを外します。
こちらのケーブルは車体側に残るので、邪魔にならないようにまとめておきます。
次にPGM-FI制御系のケーブルを外します。
右側スライドドアの所にあるフタを外して、上側のゴムグロメットから出ているケーブルのコネクタを外します。
その後グロメットをエィッと奥に押し込んでおきます。
車体からケーブルを外します。
グロメットの奥にあるここのクリップが外れませんでした。
クリップは再利用できるように外していたのですが、ここだけは手が入りません。
仕方なくクリップを切断して外したので新しいクリップを注文しないといけません。
この辺でも車体にケーブルが留めてありましたが、こちらは簡単に外れました。
制御系のケーブルはエンジンと一緒に降ろすので、ここまで外れればOKです。
次は冷却系のホースを外します。
全部で3本ありますが、作業の都合で2本はエンジン側で外して....
ATFオイルクーラーの1本は車体側で外しました。
ミッションからATFオイルクーラーに行っているホース2本を外します。
エアコンのコンプレッサーは取付ボルト2本を外して車体側に残します。
マフラーと触媒を切り離します。
半年前に付け替えたばかりなので、ボルトは簡単に緩みました。
リアのプロペラシャフトをミッションから取り外します。
(フロントは2WD化してあるのでプロペラシャフトは取り外し済です)

合いマークをしてからプロペラシャフトとデフの結合を外します。
デフをマウントから切り離してジャッキで上に持ち上げます。
プロペラシャフトをミッションから抜きます。
エンジンを降ろすのに、上から吊り下げるための金具を取り付けます。

ミッションの取付ボルトを一度外して、ホームセンターで買ってきた金具を入れてまた締めておきます。
見にくいですが左側にも同じように金具を付けました。
付けた金具2ヶ所とオルタネータの所の計3ヶ所にスリングベルトを掛けます。。
実家に放置されていた輪切りの木を台にしてジャッキスタンドの上に単管パイプを渡してから、レバーホイスト(1t)で吊り下げます。
下からはガレージジャッキで支えます。
いよいよ取り外しです。

右側のマウントの車体に固定しているボルト3本を外します。
左側のマウントも車体側で切り離します。
最後に後部のマウントですが、ここはエンジン側の2本のボルト・ナットで切り離します。
ガレージジャッキとレバーホイストを調整しながら少しずつエンジンを降ろします。
外し忘れたハーネスやホースが無いか、途中で何度も確認しながら降ろしました。
ついにエンジンが着地しました。
下には古いバスマットを敷いておきました。
奥さんのフィットのホイールにスリングベルトを掛けて、ハンドウィンチで引き出します。

ちなみに、新エンジンを載せるときには地面に合板を敷いておいたのでハンドウィンチなしでも動かせました。
このときはまだその知恵が無かったです。
かさ上げしたのですがそれでも高さが足りず、リアサスのホースメントが邪魔でエンジンが当たってしまいます。
リアサスを片側だけジャッキアップしてぎりぎり通りました。
なんとか取り外し完了です。
さぁ新しいエンジンはちゃんと付くのでしょうか?

次-->> 新エンジン整備 その1

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