【2代目バモス】
ロアアームブーツ・タイロッドエンドブーツ交換

※この内容はあくまで私個人の作業結果です。
※もしあなたが同じことをして何か問題が起きたとしても、私は一切関知しません。
※少しでも不安がある場合はディーラー又は整備工場にお願いして下さい。
※くれぐれも自己責任ということで。

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・2022/10/09

去年の車検の時にロアアームのブーツにひび割れがあるのはわかっていました。
まだ割れてはいなかったので「次の車検前には替えなくちゃなぁ」と思っていたのですが....
久しぶりに見てみたら割れてグリスが滲み出していました。
反対側も割れてグリスが漏れ出しています。
もう交換するしかありません。
タイロッドエンドブーツはまだ割れていませんでしたがついでに交換します。
ブーツは大野ゴムのものを購入しました。
ロアアームブーツ DC-1628
タイロッドエンドブーツ DC-1167
以前に初代バモスのブーツを交換したときは、タイロッドエンド・ボールジョイントをハンマーで外しましたが今回は専用のツールを購入しました。
モノがそろったので交換します。
まずはフロントをジャッキアップしてタイヤを外します。
ロアアームからスタビライザーを外します。
外さないとロアアームを下げることが出来ません。
外れました。
タイロッドエンドと....
ロアアームボールジョイントのナットにはラスペネを吹いておきます。

この後の写真ですが撮り忘れがあったりして左右のモノが混じっています。
やることは左右で同じなのであしからず。
まずはタイロッドエンドを外します。
割ピンをまっすぐに伸ばして引き抜きます。
ナットを緩めて、ボルトと面一のところで止めておきます。
プーラーを叩き込みます。
プーラーのボルトを徐々に締めていくとバキッと音がして外れます。
ムービー
はい、外れました。
次はロアアームを外します。
面白い形の回り止めピンを外します。
狭くてソケットが入らないのでメガネレンチでナットを緩めます。
このナットは先にロアアームを外さないとドライブシャフトが邪魔で外せません。
ナットをボルトと面一にしてツールを掛けます。
結合が外れたらロアアームを下に押し下げて外します。
(この押し下げるためにスタビライザーを先に外しておきました)
まずはロアアームブーツから交換します。
ブーツにマイナスドライバーを軽く叩き込んで...
浮いたところでこじってブーツを外します。
外れました。
グリスは真っ黒になっていますね。
ブーツはパックリと割れていました。
古いグリスを綺麗に掃除しました。
左側は周りに少しサビがあったので真鍮ブラシでゴシゴシしておきました。
新しいグリスをボールジョイントに塗ります。
グリスは高荷重用リチウムグリスを使いました。
ブーツの内側にも少しグリスを入れました。
ブーツをはめるのには塩ビパイプのジョイント(TS継手異径ソケット30x25)がぴったりです。
ソケットをコンコンと叩き込みます。
全周がちゃんとはまっていることを確かめます。
元通り取り付けて緩み止めのピンも差し込んでおきます。
後で緩んでいないかチェックできるようにマーキングしておきました。
次はタイロッドエンドブーツを交換します。
こちらのグリスはまだ茶色でした。
綺麗に掃除して...
グリスを入れて...
ブーツをはめます。
こちらは32mmのソケットがちょうどいいサイズです。

ロアアームブーツで使った継手の細い方が使えるかと思ったのですが、微妙に小さくて使えませんでした。
ちゃんとはまっていることを確かめます。
ナットを取り付けて新しい割ピンを入れておきます。
反対側も同様に作業して完成です。
これで来年の車検も大丈夫でしょう。

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