ロアアームブーツ・タイロッドエンドブーツ交換
※この内容はあくまで私個人の作業結果です。
※もしあなたが同じことをして何か問題が起きたとしても、私は一切関知しません。
※少しでも不安がある場合はディーラー又は整備工場にお願いして下さい。
※くれぐれも自己責任ということで。

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・2014/07/21

このバモス、ロアアームのブーツが破れているのを無理矢理液状ガスケットで補修してあります。
これでは車検に通りません。
タイロッドエンドブーツもひび割れて寿命間近なので、まとめて交換します。
ブーツは社外品を購入しました。
ロアアームブーツ:大野ゴム DC-1628
タイロッドエンドブーツ:大野ゴム DC-1167
まずはスタビリンクを取り外します。
(今回はスタビリンクの交換と同時作業です)
ロアアームのナットのクリップを外してナットを緩めます。
(緩めるだけで外しません)
タイロッドエンドの割ピンを抜いてナットを緩めます。
こちらも外さずにボルトと面一になるところまで緩めるだけにしておきます。
ナックルと切り離すのには専用の工具(エンドプーラー)を使うのですが、持っていないのでここは力業でいきます。

ナックルのタイロッドエンドが入っているところに当てハンマーをしてガンと叩きます。
おそるおそるやっても緩まないので、気合いを入れてガツンといきます。
(といっても壊さない程度の手加減は必要です)
5・6回叩いたところでタイロッドエンドのボルトを下から軽くコンコンと叩くと、このように分離出来ます。
(ナットを面一にして置いたのはボルトのねじ山を潰さないためです)
ロアアームの方も同様にナックルの角をガンガン叩いてからバールでコジって分離します。
ロアアームのブーツは完全に割れていました。
ブーツの下にマイナスドライバーを入れてこじって外します。
中のグリスは真っ黒でした。
ボールジョイントの周りのグリスを綺麗に拭き取って....
新しいグリスを塗ります。

グリスはモリブデン入りのものを使いました。
ブーツ側にもグリスを少し入れておいて...
ブーツをボールジョイントに差し込みます。

ちょうどいい当て物が無かったので、ウォーターポンププライヤーでカミカミしてブーツをロアアームにはめました。
(ゴムを傷つけないように注意が必要です)
ナットを締めてから回り止めクリップを差し込みます。

クリップを差し込む穴が合わないときは、必ずナットを締付け側に回して合わせます。
一度締めたナットを緩めて合わせてはいけません。
タイロッドエンドブーツも同じようにドライバーでコジって外します。
こちらのグリスも真っ黒です。
新しいグリスを塗って...
ブーツを打ち込むのに32mmのソケットがぴったりサイズでした。
ナットを締め込んで割りピンを差し込んでおきます。
これで交換完了です。
これなら車検も大丈夫でしょう。

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