タイロッドエンドブーツ交換
・2024/02/25
毎年秋と春にはスタッドレスタイヤとノーマルタイヤを交換しますが、その時についでに下回りをチェックするようにしています。 | ||
昨年秋のタイヤ交換の時に、タイロッドエンドブーツにヒビが入っているのを見つけました。 まぁ23年間一度も交換していないので、逆にこの程度で済んでいるのが奇跡ですが。 |
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左側に比べて右側のタイロッドエンドブーツはほとんど痛んでいません。 微妙に細かいヒビがある程度です。 |
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ロアアームのブーツは全くひび割れが見当たりません。 なおロアアームを止めているボルトだけは、2019年の予防メンテの時にドライブシャフトを外したので新品になっています。 あと、新車時に塗ったサビ止めのノックスドールが剥げてきていますね。 そのうち塗り直しましょう。 |
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反対側のロアアームブーツも、ちょっとグリスがにじんでいますがひび割れはありませんでした。。 | ||
アッパーアームのブーツも全くひび割れがありません。 | ||
ドライブシャフトブーツも大丈夫です。 23年・15万Kmでこんなに痛みがないと逆に心配になってしまいます。 まぁ当たりを引いたということにしておきましょう。 来月車検なので、予防メンテとしてタイロッドエンドブーツだけ交換します。 |
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タイロッドエンドを固定しているナットの割ピンを抜きます。 | ||
インパクトでナットを緩めます。 | ||
ナットをボルトと面一にして.... | ||
バモスでも使ったプーラーを使ってタイロッドエンドを抜きます。 安物のプーラーですが十分使えています。 |
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はい、外れました。 | ||
古いブーツをマイナスドライバーでこじって外します。 | ||
23年・15万Kmの割にはグリスは余り汚れていませんでした。 バモスは真っ黒だったんですけどねぇ。 |
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古いグリスを拭き取ります。 | ||
タイロッドエンドはガタもなく動きもスムーズでした。 | ||
ブーツはホンダ純正品を使います。 53546-S84-003 アヴァンシアの部品は欠品になってほとんどの部品が手に入りません。 ただこのブーツは他の車種と共通なのでまだ純正品が買えました。 |
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新しいグリスを入れます。 | ||
バモスでも使った塩ビパイプ(TS継手 30x25) を使ってブーツを打ち込みます。 | ||
ちゃんと打ち込めたか確認します。 | ||
裏側も隙間がないか確認します。 | ||
ブーツがちゃんと取り付けられたので、タイロッドエンドを取り付けます。 締め付けトルクは 43Nm です。 |
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抜け止めの割ピンを取り付けます。 | ||
差し込んでラジオペンチで曲げておきました。 | ||
反対側も同様に交換していきます。 | ||
こちらのグリスも真っ黒ではありませんでした。 | ||
ナットを締めようとしたら供回りしてしまったので、ジャッキで下側から押さえて締め付けました。 | ||
割ピンを付けて完成です....と思ったのですが... | ||
念のため締め付けトルクの再確認しようともう一度サービスマニュアルを見てみたら、割ピンの曲げ方が違っていました。 | ||
王冠タイプではない普通のナットの割ピンはこのように横に曲げるものだと思っていたのですが、なぜかサービスマニュアルでは縦に曲げるように指定されていました。 | ||
でも、新車時から一度も交換していない割ピンは横方向に曲げてあったんですけどねぇ。 | ||
わざわざサービスマニュアルで指定しているからには、きっと素人にはわからない意味があるのでしょう。 たいした手間でもないので、新しい割ピンに交換して指示通り縦方向に曲げておきました。 |
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反対側も交換して縦曲げにしておきました。 これでまた20年は交換しなくていいでしょう(本当に?)。 |