エンジンがかからない
※この内容はあくまで私個人の作業結果です。
※もしあなたが同じことをして何か問題が起きたとしても、私は一切関知しません。
※少しでも不安がある場合はバイクショップにお願いして下さい。
※くれぐれも自己責任ということで。
・2018/07/29
2週間ほど乗らずに放置していたら、エンジンがかからなくなってしまいました。 セルは元気に回って最初に一瞬だけボボッとなるのですが、その後はまったく爆発している気配がありません。 |
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これはキャブが詰まったかなぁと、取り外してオーバーホールしてみましたが改善しません。 | ||
一応リードバルブも見てみましたが、問題なしです。 | ||
ガソリンはキャブまで来ているようですが、念のため負圧コックを交換してみました。 | ||
ガソリンタンクの出口にあるフィルターも、汚れてはいても詰まるほどではありません。 | ||
関係なさそうとは思いつつ、ついでなのでエアフィルターも交換しました。 ここまでで全く改善せず、吸入系は原因ではないようです。 |
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次は電気系を見てみます。 | ||
一応プラグには火が飛んでいるようですが、なんとなく弱いような気もします。 | ||
念のためプラグは新品に交換しました。 | ||
イグニッションコイルも交換します。 | ||
台湾製の社外品です。 | ||
電極が太くてコネクタが刺さらないので、ヤスリで細く削りました。 まだエンジンはかかりません。 |
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アドレスV100は、クランクオイルシールが抜けて一次圧縮がかからなくなることがあるようです。 まずは分解しやすいドライブベルト側を確認します。 |
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とりあえず抜けてはいませんでした。 | ||
ついでにドライブプーリーを分解しました。 | ||
ウエイトローラーが変な風に削れていました。 | ||
以前に買ってあった少し軽い(10g)のウェイトローラが残っていたので、交換しておきました。 | ||
反対側のオイルシールを確認するには専用工具が必要です。 |
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抜けてはいませんでしたが、オイル漏れしていました。 | ||
とりあえず交換してみました。 | ||
配線に傷があったので、ジェネレータのコイルも中古品に交換しました。 | ||
ここまでいろいろ交換しましたが、まったく改善しません。 セイルをしつこく回したあと、キャブから白い煙が逆流しているのが見えました。 逆流?...... |
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マフラーの出口に手を当ててセルを回してみると、全く排気ガスが出てきていません。 これだ!というわけでマフラーを外してみると、一発でエンジンがかかりました。 |
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結局原因はマフラーの詰まりでした。 2週間放置してる間に中に溜まったオイルが固まってしまったようです。 マフラーを焼こうかとも思ったのですが、またすぐ詰まりそうだったので社外品に交換しました。 |
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交換後はとても快調になりました。 原因にたどり着くまでものすごく遠回りしてしまいましたが、その分いろいろ交換して将来に備えられたということにしておきます。 |