NSXキャリパ

※このの内容はあくまで私個人の作業結果です。
※特にブレーキは重要な場所なので少しでも不安がある場合は、ディーラー又は整備工場にお願いして下さい。
※もしあなたが同じことをして何か問題が起きたとしても、私は一切関知しません。
※くれぐれも自己責任ということで。

NSXキャリパ その2:装着編

ブレーキラインを切り離すので、ブレーキオイルがダダ漏れにならないようにマスターシリンダーにラップと輪ゴムでフタをしておきます。
ブレーキホースをナックルから取り外します。
オイルボルトを外して、ブレーキホースをキャリパから切り離します。
このときブレーキオイルが漏れるので、下に受け皿を置いておきます。
ブレーキオイルが漏れないように、両側にゴム板をあててクランプではさんで止めておきます。
キャリパとブラケットを取り外します。
ブラケットのボルトはかなり固く締まっていたので、レバーを延長して気合で外しました。
NSXのブラケットを取り付けます。
サイズはピッタリ同じでボルトオンでした。ローターに対するオフセットも問題ありません。

スライドピンを取り付けていなかったので、ここでグリスを塗って取り付けます。
スライドピンは上側と下側で種類が違います。
黒くてまん丸なのが上側、銀色で面取りしてあるのが下側です。
キャリパを取り付けて、ブレーキホースも取り付けます。
オイルボルトのところにあるシーリングワッシャは、必ずオーバーホールキットに入っている新品に取り替えます。

ちなみにブレーキパッドはアヴァの物がそのまま使えます。
(そもそもブレーキバッドを買うときに、アヴァとNSXで型番が同じことに気がついたのが悪巧みの始まりでした^_^;)
キャリパにブレーキホースを付ける位置が下側になるので、そのままではブレーキホースが届きません。
ナックルにブレーキホースを取り付けるブラケットが2つのボルトで留まっているので、そのうちの下側1つだけを使うようにずらして取り付けておきます。(ちょっと危ないかも)
左右とも取り付けた後でエア抜きをします。
チューブはホームセンターで内径5mmの燃料用ホースを買ってきました。

エア抜きの手順はあちこちで紹介されているので省略しますが、今回気がついたポイントを2つ。
・1回ではエアが抜けきらないので、ちょっと走ってきてからもう一度エア抜きする必要あり。
・パートナーになる奥さんの機嫌を取っておくこと(重要です^_^;)
こんな感じになりました。
(やっぱり金色は派手だったかも...シルバーにしておけばよかった)
ホイールとの干渉もありません、余裕です。
ついでにリアキャリパも塗りました。
外すのが面倒だったので、100円ショップで買ってきた養生シートで回りをカバーしてスプレーしました。
リアはこんな感じです。

で、交換してブレーキのフィーリングはというと......普通に走っている分にはほとんど違いがわかりません。
2ポットになったからといって2倍効くわけではないですし、絶対量はタイヤと路面で決まりますから。

それでも、ブレーキペダルを踏む強さと減速の関係がちょっと良くなったような気がします。
まぁ一番の効果は「見た目」ですね...^_^;

・おまけ(エラー発生)

実はNSX用のローターも一緒に買ってありました。
今付いているローターがゆがみがあってブレーキを踏むと振動するので、一緒に交換しようとわざわざ近所の機械加工屋さんで研磨までしてもらったのですが.....。
写真を見てもらうとわかりますが、ローターからホイール取り付け面までの飛び出し量が全然違います。
左がNSX用、右がアヴァ純正です。
なので、NSX用を付けるとローターが車体外側に出てしまい、キャリパが付きません。

仕方なくローターは純正品をディーラーで注文しました。(来たら交換します)

あ〜あ、研磨代\7,000が無駄になってしまった...(T_T)。


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