リバース連動ドアミラー
2003/06/28
動作がおかしかった原因がわかりました。
ミラーを動かした後リレーを切り替えてモータを止めてから、移動量補正のために純正スイッチを見に行っているのですが、
リレーを切り替えた直後はすぐに電圧が0Vにならないようで、これを補正のスイッチ入力があったとソフトが勘違いしていたようです。
ミラーを動かした後、チョット(0.5秒)待ってからスイッチを見に行くようにしたら完全に治りました。
やっぱりちゃんと実機でテストしないとだめですね。
でもソフトの修正だけで済んでよかった、よかった。
あと、戻るときの5秒待ちはやめて、リバースから抜けたらすぐ戻るようにしました。
一週間使ってみてわかったのは、あまりミラーを下向きにしすぎるとかえって後退しづらいということです。
初めは片側1秒ぶんくらい下向きにしていたのですが、いまは0.5秒くらいがちょうどいい感じです。
(ミラーの上端にリアエンドのサイドウインドウ下端が来るくらい)
これだと両側を動かしても1秒ちょいなので、切り返しの時もそれほど待たずにミラーの動きがついてきます。
これで動作も完璧、一度使うと便利でもう手放せません。
ちなみに制作費はユニットだけで約\6,000になってしまいました。(人件費は別です^_^;)
やっぱりリレー\750x4個が痛いです。
どこかに安いリレー(小型で2A流せてa/b接点2回路)ってありませんかねぇ?(モータドライバでもいいんですが)
いいのがあればミラー自動格納を統合したVer.2を作ろうかなぁ。
最近話題のリバース連動ドアミラー、しかし市販の物は高価な上に助手席側しか動きません。
それならばと運転席側も動くものを自作しました。
作成したユニットとハーネスです。 例によって回路図はまた後日。 ハーネスはデータシステムのアヴァンシア用を購入して、右側ミラー用の配線を追加ました。 (しかしハーネスだけで\6,000とは、ユニット本体より高価^_^;) |
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ハーネスを純正ミラースイッチの配線に割り込ませます。 さすが専用ハーネス、高いだけのことはあって接続はワンタッチ。 |
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カプラーの配線以外に常時電源とリバースの配線が必要なので、ドライバーズヒューズボックスの線につなぎます。 |
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リバースは42番コネクタ(紫色)の6番ピンへ、 常時電源は50番コネクタ(赤色)の18番ピンへつなぎます。 <- クリックで拡大します |
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ユニットはミラースイッチの奥、ドライバーズヒューズボックスの上に押し込んでマジックテープで止めました。 あとは配線を整理してスイッチ類を元に戻して取り付け完了です。 |
今回作成したユニットの動きはこんな具合です。
1.シフトをリバースにすると、0.5秒後に左->右の順にミラーが下を向きます。
2.シフトをリバースにしたまま純正スイッチでミラーを上下に動かして調整すると、その位置を記憶します(もちろん左右独立)。
3.シフトをリバースから他の位置にすると、5秒後に左->右の順で元の位置に戻ります。
4.戻ってから5秒以内に純正スイッチでミラーの上下を調整すると、その位置を戻ってくる位置として記憶します。
戻るときの5秒待ちはどうしようか悩むところです。
切り返しの時などは5秒でも短いときもありますが、長くしすぎると普通に後退->前進のときに戻るのが遅すぎます。
かといって短くすると肝心の時に下を向いていないということになってしまいます。
もうちょっと使ってから調整することにします。
ミラーを動かす電源は常時電源から取っているので、ミラーが下を向いた状態でエンジンを切っても元の位置に戻ります。
また、エンジンOFF(+ミラーが通常位置)から1秒後には省電力モードに切り替わって消費電流は0.1mA以下になるので、バッテリ上がりの心配もありません。
さて動作は完璧と思っていたのですが....どうも右側だけ時々おかしな動きをします。
下がるときは良いのですが、戻ってくる量が多すぎて上を向いてしまいます。
でも次の時はちゃんとした位置に戻ってくるという状況でどうも安定しません。
左側は問題なしですしマイコンのソフトはチェックしたのですがこれも問題なさそうなので、
どこかでノイズを拾っているのかもしれません。
今日はもう時間がないのでまた来週にでもチェックしなくては。