【2代目バモス】
ブレーキパッド・シュー交換(コンパクトアクレ)

※この内容はあくまで私個人の作業結果です。
※もしあなたが同じことをして何か問題が起きたとしても、私は一切関知しません。
※少しでも不安がある場合はディーラー又は整備工場にお願いして下さい。
※くれぐれも自己責任ということで。

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・2023/05/03

キャリパー・ローターをフィット用に交換して純正よりはだいぶマシになったブレーキですが....
それでもまだちょっと物足りません。

体感で効くなぁと満足できるレベルが10だとすると、純正が5、フィット用は7程度です。
思い切り踏み込んでもタイヤがロックするところまでいきません。
ブレーキパッドがホンダ純正のせいもあると思いますが、もうちょっと効いてほしいです。
ちょうど車検の時期でブレーキの分解チェックをするので、それに合わせてブレーキパッドとシューを交換することにしました。
といってもあまり高価なものは買えないので、純正プラスαのコンパクトアクレにしました。
フロントはGDフィット用です。
リアはバモス用です。
シューは外から見えないせいか赤くないですね。
車検前整備でブレーキを分解したので交換します。
ちなみに純正のブレーキシューはまだ4mmほど残っていました。
限度値が2mmなのでまだ十分使えますが、効き具合アップのために交換します。
シューを止めているスプリングをマイナスドラーバーで押さえてピンを回転させます。
スプリングが外れました。
もう一つのシューのスプリングも同様にしてはずします。
シュー全体を下にずらしてシリンダーから外します。
下側はちょっと外に引っ張りながら下にずらして外します。
外れました。
裏側にパーキングレーキのワイヤーがつながっているので取り外します。
これで完全に外れました。
下側の小さいスプリングと自動調整器のスプリングを外して...
上側の大きなスプリングを頑張って引っ張って外して分解します。
パーキングブレーキのレバーを止めているUクリップを外します。
隙間にマイナスドラーバーを2本差し込んでグリグリと広げます。
外れました。
コンパクトアクレの新品シューの厚みは4.3mmでした。
新しいUクリップを使ってパーキングブレーキレバーを取り付けます。
Uクリップ:43375-SA0-003
ラジオペンチでギュっと縮めておきます。
自動調整器を取り付けて、大きなスプリングを頑張って引っ張って取り付けます。
自動調整器とスプリングの向きはこうなります。
自動調整器は目一杯縮めておきました。
自動調整器のバネを取り付けます。
下側の小さいバネを取り付けます。
これで組み立て完了です。
自動調整器やパーキングブレーキレバーの動くところにはブレーキラバーグリースを吹いておきました。
パーキングブレーキのワイヤーをレバーに取り付けてから車体に取り付けます。
車体側のシューと当たる部部にもブレーキラバーグリースを吹いておきました。
スプリングでシューを固定します。
取り付け完了です。
作業中に汚れてしまったので、シューパッド面をブレーキクリーナーで綺麗にします。
バモスのドラムブレーキは自動調整で、車体側に調整用の穴はありません。
ただ最初だけは手動で調整しておきます。
自動調整器をマイナスドライバーで回転させて、パーキングブレーキを2ノッチ引いたときにシューがドラムに少し当たる程度に調整しました。
反対側も同様に交換しました。
次はフロントブレーキです。
フロントはパッドを交換するだけなので簡単です。
ホンダ純正パッドを取り外します。
純正パッドはまだ8mm近く残っていました。
基準値:8.5mm、限度値:1.6mmなのでほぼ新品ですね。
コンパクトアクレは10mm近くありました。
パッドシムを移植します。
コンパクトアクレにはパッドが減ったときの警告音発生器は付いていませんでした。
新しいパッドを取り付けました。
ちらっと赤が見えてます。
まずは駐車場で効き具合を確認しました。
その後近所をゆっくり一回りして、ちゃんと効くかや引きずって過熱していないかを確認しました。
あとパーキングブレーキの効き具合も確認しました。
何せブレーキなのでとにかく慎重に。

点検整備後にちょっと遠くまで試乗してみると、純正よりは2割増しで体感レベル9位にはなりました。
思い切り踏み込むとABSが作動します。
これなら十分満足できます。

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