【2代目バモス】
バッテリー交換

※この内容はあくまで私個人の作業結果です。
※もしあなたが同じことをして何か問題が起きたとしても、私は一切関知しません。
※少しでも不安がある場合はディーラー又は整備工場にお願いして下さい。
※くれぐれも自己責任ということで。

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・2020/02/16

暖冬の今年ですが、珍しく-10℃近くまで冷え込んだ日にバモスのエンジンを掛けようとしたらウンともスンともいいません。
電圧計を見ると9V程しかなくて完全にバッテリーが上がっていました。
とりあえずその日はバッテーリーを充電して復活しました。
いくら冷え込んだ日といっても3日乗っていなかっただけでバッテリーが上がるのは異常です。
余計な電気が流れているのかと暗電流を計ってみました。
ドアロック直後は100mAを越えていますが...
2〜3分すると50mA程度に落ち着きます。
これなら1週間程度は大丈夫なはずなので、中古で購入前から付いていたバッテリーが寿命のようです。
いつ完全にだめになるかわからないので新しいバッテリーを購入しました。
Panasonic caos 標準車(充電制御車)用 60B19L/C7
それまで付いていたバッテリーの型番は「40B19L」 でしたが、caosの適合検索で「60B19L」になりました。
大きさは一緒なので容量が多くなる分には問題なしです。
念のため装着前に充電しておきました。
充電も終わったのでバッテリーを交換します。
まずはウォーシャータンクを留めているクリップを外します。
ウォッシャータンクは後ろ側が車体に填まっているので、上にスライドさせて取り外します。
くるっと回転させてバンパーに乗せておきます。
バッテリーを固定している金具を外します。
10mmのディープソケットがあると簡単です。
余談ですが、ソケットやボルトなどを落としてしまったときは、こういう磁石のピックアップツールがあると便利です。
今まで何度となくお世話になりました。(今回もですが....)
金具の先端はこんな感じに曲がっているので、ナットを緩めた後で少し下に押しながら回転させて取り外します。
はい、外れました。
バッテリーターミナルを外します。
外すときは必ず「−を先」に外します。
外したターミナルは邪魔にならないように横にある配線に引っかけておきます。
次に「+を後」に外します。
赤い保護キャップを上に持ち上げてターミナルのナットを緩めて外します。

このときは忘れていましたが、−側のバッテリー端子を保護しておくと安心して作業が出来ます。
新品バッテリーには端子カバーが付いているので、それをかぶせておけば良いです。
こちらのターミナルも横のエアコン配管に引っかけておきます。
バモスは持ち上げ用のベルトが付いているので、それをつかんでバッテーリーを引き抜きます。
新しいバッテリーを台座に乗せます。
+端子が運転席に側になるようにしてバッテリーを乗せます。
はい、乗りました。

新しいバッテリーには端子に保護カバーが付いていました。
これならショートさせる心配が無くていいですね。
取り外すときもこれを流用すれば良かったです。
バッテリー固定金具を取り付けます。
ここは見にくいですが、なんとか金具の先端を車体の穴に差し込みます。

金具のナットは思いっきり緩めておいた方が差し込みはやりやすいのですが、そのまま手を離すと差し込みが外れてしまうときがあります。
差し込めたところでナットをある程度手で締めて外れないようにしておきます。
両側の金具が差し込めたら、ナットを締めて固定します。
ターミナルを取り付けるときは「+が先」です。
先に−を付けてしまうと−と車体の鉄板がつながってしまうので、+端子を付けるときに工具が車体に触れた瞬間にショートしてしまいます。

ターミナルのナットはユルユルにしておいて、ターミナルがしっかり端子の下まで入るように手でグリグリと押さえます。
ナットを締めて固定して、忘れずにカバーを付けておきます。
−を後」から取り付けます。
最後にウォーシャータンクを元通りにして完了です。
電圧OKです。
セルモーターも軽く回るようになりました。
自分の記録用
交換時走行距離:55,412km
おまけ

取り外した古いバッテリーは捨てずに農作業用のトラクターに使います。
春と秋の年に2回しか使わないので、普段はソーラーチャージャーで充電しています。

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