Swiftスプリング
・2012/8/5
![]() |
乗り心地が良いという評判のSWIFTスプリング、一度は使ってみたいと思っていたらオークションで出物を見つけたので購入してみました。 ID70mm, 8inch(203mm), 16kgf/mm 今付いているスプリングは 14kgf なので、ちょっとだけレートアップです。 |
![]() |
早速交換ですが、その前に車高を計っておきます。 |
![]() |
スプリングの位置も計っておきます。 |
![]() |
アッパーマウントとタワーバーの取り付けナットを取り外します。 このときダンパーが落ちないように1個だけナットを残しておきます。 |
![]() |
ダンパーロックボルトとフォールボルトを取り外して、フォークとダンパーを切り離します。 |
![]() |
ダンパーを手で支えながら残しておいたアッパーマウントのナットを外して、ダンパー一式を抜き取ります。 |
![]() |
スプリングを交換するので、アッパーマウントを取り外します。 |
![]() |
これで分解完了です。 |
![]() |
取り外したTEINスプリングとSwiftスプリングです。 サイズは同じで色が違うだけのようですが.... |
![]() |
材質が全く違うようです。 <- ムービー Swiftはいかにも堅そうな高い音がします。 |
![]() |
重さはどうかと量ってみると.... TEIN : 2.2Kg |
![]() |
Swift : 2.15kg ほとんど一緒ですね^_^; まぁレートを上げても同じ重さに収まった、ということで。 |
![]() |
せっかく取り外したので、きれいに掃除します。 毎年スタッドレス<->ノーマルタイヤに交換するときにサビ止めを吹いていたのでサビや固着はありませんが、逆にサビ止めでギトギトになっています。 |
![]() |
きれいになったところで、またサビ止めを吹いておきます。 |
![]() |
後は元通り組み立てて取り付けます。 締め付けトルクは、 アッパーマウントのナット 5.1kgfm タワーバーのナット 1.7kgfm です。 |
![]() |
ダンパーロックボルトの締め付けトルクは 4.4 kgfmです。 |
![]() |
フォールボルトはサスペンションを持ち上げてから締め付けます。 締め付けトルクは 6.5kgfmです。 あと、ここのセルフロックナットは「分解時交換」です。 |
![]() |
交換完了です。 たまたまID70mmのSwiftスプリングは塗装が緑色だったので全部TEINカラーになりました。 |
![]() |
交換後に車高を計ってみると、約1.5cm上がっていました。 バネレートが 14kgf -> 16kgf になったので当然ですね。 |
![]() |
それを見越してスプリングのロアシート位置を5mm下げて組んだのですがまだ足りなかったようです。 後はダンパー自体を短くして調節します。 3回転半短くしたところでほぼ同じ車高になりました。 |
![]() |
ねじの締め忘れがないかもう一度確認してから、試乗にいつもの乗り心地を確かめる道に行ってみました。 |
![]() |
これは交換前のTEINスプリングでこの道を走ったときの加速度グラフです。 (緑色が上下方向) |
![]() |
こちらはSwiftスプリングのグラフです。 レートが上がった分、大きな凹凸を乗り越えたは突き上げは大きくなっていて、そこのところは実際乗っていても体感できます。 でもそれ以外の細かい凹凸のところではほとんどわかりませんでした。 逆に乗り心地がしなやかになったような気もしますが、たぶん気のせいでしょう^_^; 少なくとも悪くはなっていません。 |
![]() |
山道にも行ってみました。 (観光シーズンのせいか珍しい車が走っていました) 違いは.....多少舵を切ったときの反応が良くなったような気もしますが、流して走る程度の速度ではほとんど変わりません。 あとはまたサーキットに行ったときに確かめてみます。 結局交換する意味があったのか微妙ですが、乗り心地を損なわずにバネレートアップができたのでまぁヨシとしましょう。 |