バルブクリアランス調整
※この内容はあくまで私個人の作業結果です。
※もしあなたが同じことをして何か問題が起きたとしても、私は一切関知しません。
※少しでも不安がある場合はディーラー又は整備工場にお願いして下さい。
※くれぐれも自己責任ということで。
・2010/11/14
タイミングベルトを交換してから気がついたのですが、タペット音がかなりうるさいです。 <-ムービー どこのディーゼルエンジン?って音ですね。 元々うるさかったのか、タイミングベルトを交換した後からなのかもう覚えていません。 もしかするとロッカーアームを外したせいかも..... まぁ15年モノですからそろそろ調整しておいても良いだろうと言うことで、バルブクリアランス調整をすることにしました。 |
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サービスマニュアルを見ると、バルブクリアランスは温間で調整するようになっています。 ただアイドリングするのももったいないので、お買い物に行ってきた直後に調整を始めました。 |
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エンジンが熱くなっているので火傷しないように気をつけてヘッドカバーを外します。 あと、プラグも全部外しておきます。 |
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車体の下からクランクボルトにレンチをかけてクランクを回します。 こういうときに車高の高いパジェロミニは楽ですね、ジャッキアップしなくても余裕です。 |
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クランクプーリーのマークをカバーの「T」マークに合わせます。 これで1番か4番のどちらかが圧縮上死点になります。 どちらかはロッカーアームを手で動かせばわかります。 |
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試しに一カ所クリアランスを測ってみたら、排気側基準値0.3mmに対して 0.4mmのゲージでもスカスカです。 これじゃぁうるさいわけです。 |
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メガネレンチと+ドライバーでクリアランスを調整していきます。 吸気側基準値:0.25mm 排気側基準値:0.3mm 今回はちょっと狭めにしてみました。 吸気・排気4本ずつ調節したら、クランクを1回転させて残りの4本ずつを調整します。 |
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あとは元に戻して完了ですが、1つ注意点を。 ヘッドカバーを取り付けるときに何も考えずにボルトを締めてしまうと、このようにプラグホールとヘッドカバーの中心がずれてしまいます。 こうなると点火コイルが入らなくなってしまいます。 |
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なので、ヘッドカバーをかぶせたらボルトは仮止めにしておいて先に点火コイルを付けてしまいます。 そして最後にヘッドカバーのボルトを締めると上手くいきます。 |
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調整後のエンジン音は.....普通のガソリンエンジンになりました^_^; <-ムービー |
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おまけ 外したついでにプラグをチェックしました。 ちょうど良い具合に焼けています。 |
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交換したタイミングベルトも見てみました。 やはり交換前は張りが弱かったようです。 交換前ムービー 交換後ムービー |
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不安だったオイルポンプシールのオイル漏れですが、今のところ大丈夫みたいです(ホッ)。 たまたまホンダディーラーの担当者と話をしたら、その人も身内のパジェロミニのオイルシール交換で相当苦労したということでした。 プロでも苦労するなんて、やっぱりあのオイルシールは強敵ですね。 |