ロアアーム交換
※この内容はあくまで私個人の作業結果です。
※もしあなたが同じことをして何か問題が起きたとしても、私は一切関知しません。
※少しでも不安がある場合はディーラー又は整備工場にお願いして下さい。
※くれぐれも自己責任ということで。
・2014/09/07
![]() |
今月車検なので点検をしていたら、左側前輪ロアアームのボールジョイントにガタがあるのを見つけました。 タイヤを動かすとボールジョイントがカタカタしています。 ムービー1 ムービー2 ヒビワレしているゴムブーツだけ交換すればいいかと思っていましたが、ロアアームの交換が必要になってしまいました。 |
![]() |
オークションでロアアーム左右セットを購入しました。 H51(2WD)用ですがH56(4WD)と型番は同じです。 |
![]() |
状態は良さそうですが、念のためゴムブーツは交換します。 大野ゴム DC-1331 |
![]() |
購入したロアアームをよく見たら同じ社外品が付いていました。 一度交換しているようです。 |
![]() |
ゴムブーツを外して.... |
![]() |
古いグリスを綺麗に拭き取って... |
![]() |
新しいモリブデングリスを入れます。 |
![]() |
塩ビ管のジョイントを使ってブーツを打ち込みました。 |
![]() |
これで準備完了です。 |
![]() |
早速交換開始です。 まずはスタビライザーのリンクを外します。 |
![]() |
ストラットバーをロアアームから外します。 |
![]() |
ボールジョイントのナットを緩めます。 このナットはサイズが19mmで、上にドライブシャフトがあってソケットが使えません。 19mmのメガネレンチなんて持っていなかったので急遽買いに行く羽目になりました。 |
![]() |
ナックルをハンマーで叩いてナックルからボールジョイントを外します。 |
![]() |
しかし何度叩いても全然外れません。 これは専用工具を買うしかないかなぁ、とアストロのホームページを見ていたらタイロッドエンドプーラーの取説がありました。 その中に「テンションをかけてからハンマーで叩く」と書いてあります。 |
![]() |
ダメ元で同じようにやってみようと、バールでこじりながらハンマーで叩いたら外れました! |
![]() |
根元のブッシュのボルトを外してロアアームの摘出完了です。 |
![]() |
新旧ロアアームのブッシュを比べてみました。 どちらも同じような劣化状況ですね。 |
![]() |
新しいロアアームを取付けます。 根元のブッシュのところは回り止めのギザギザがあります。 |
![]() |
ロアアームのブッシュにも同じようにギザギザがあるので.... |
![]() |
仮止めした状態でジャッキを使って1G状態まで持ち上げてから本締めします。 また、こうするとボールジョイントが空回りしなくなるのでナットの締め付けも簡単です。 |
![]() |
これで交換完了です。 ガタも無くなってこれなら車検も大丈夫でしょう。 |
![]() |
ガタのあるボールジョイントを見てみました。 グリスはすっかり油分が無くなって土のようになっていました。 ボールジョイントはガタガタです。 ムービー |
![]() |
反対側(右側)のボールジョイントはまだ大丈夫でした。 |