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前回のメンテナンスで発覚したブレーキブーツの破れ。 このままでは非常にまずいのでオーバーホールします。 |
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リペアキットは社外品を購入しました。 TACTI シールキット（フロント） \3,150 |
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ブレーキをバラすので、古いブレーキオイルは先に抜いてしまいます。 |
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そのままバラすとブレーキオイルがだだ漏れになるので、下からも抜いておきます。 |
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キャリパーとブレーキホースはねじ込み式になっていました。 ゆるめてからキャリパーをぐるぐる回して取り外します。 |
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キャリパーサポートも取り外します。 |
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自転車用の空気入れを使ってピストンを抜きます。 ブーツが破れていた方は、かなり圧力を加えないと抜けてきませんでした。 (いやな予感が....) |
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シンプルグリーンとブレーキクリーナーできれいに洗います。 |
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ブーツが破れていたキャリパーは、中までサビが進入していました。 |
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真鍮ブラシをドリルに付けてさびを落とします。 |
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で、肝心のピストンですが.....予感的中です。 しっかりサビが浸食していて、これでは使えません。 |
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ディーラーに電話してみると地元の三菱部品販売に在庫があるとのことなので、片道30分かけて買いに行ってきました。 ついでにブレーキホースの在庫もあったので、分解のついでということで購入してきました。 合計 \8,924 でした。 (型番) なぜか部品名のフロントとリアが逆になっていますが、型番はこれで合っているそうです。 |
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左から、錆びた左ピストン・新品・無事だった右ピストンです。 右ピストンはピカールで磨いたので新品より綺麗になりました。 |
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キャリパー本体は、肝心な溝の底まではサビが進入していなかったのでそのまま再使用します。 |
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まずリペアキットのピストンシールを組み込みます。 シールにはあらかじめグリスが塗ってあって、「拭き取らないこと」という注意がありました。 |
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ピストンブーツに付属のグリスを塗って... |
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先にピストンにはめてからキャリパーの溝に組み込みました。 先を丸めた竹串でぐるっと押し込んでいきます。 |
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ピッタリ上手くハマッタと思ったのですが.... |
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念のためピストンを押し出してみると、一部いびつな形になっています。 キャリパーの溝に上手く入っていなかったようです。 |
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もう一度入れ直して、今度こそ大丈夫。 |
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キャリパーサポートにはゴムのブッシュがはめてあります。 古いブッシュは無理矢理引き抜いて、綺麗に洗いました。 |
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ブッシュの入っていた穴を見ると、一カ所錆びているところがありました。 ドライバーに紙ヤスリを巻いて綺麗に磨きました。 |
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ブッシュの外側に付属のグリスを塗って、スライドピンを使って押し込みます。 |
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ブッシュを差し込む向きはこの方向です。 |
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ブレーキホースを交換するのに必要なので、アストロでフレアナットレンチを買ってきました。 (こうしてどんどん余分なお金が出ていく....(T_T) |
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パジェロミニのブレーキホースは片側2本ずつあります。 |
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フレアナットレンチで接続部分を外して.... |
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ホースを止めているクリップを引き抜いて.... |
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ブレーキホースが外れました。 |
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一カ所どうしても外れないところがあったので、車体から外してからレンチをかけて何とか外しました。 |
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外したブレーキホースと買ってきた新品のホースです。 新しいホースは保護用のスプリングが付いています。 古いホースですが、ひび割れもなくまだ十分使える状態でした。 でも15年ものですから交換しておいた方が安心です。 |
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取付はクリップを差してネジを締めるだけですが..... |
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キャリパーにつながるこのホースは先に取り付けないようにしましょう。 キャリパーにホースをねじ込んで固定するので、先に車体にホースを付けてしまうとキャリパーがこんな角度になってしまいます。 |
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先にキャリパーを取り付けて、そこにホースを接続してから車体側を取り付けるとうまくいきます。 |
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これでフロントは完了です。 |
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リアのブレーキホースはこの1本だけです。 |
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フロントと同じように交換します。 |
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最後にブレーキオイルを入れてエア抜きして完了です。 エア抜きの順番は、リア->フロント左->フロント右です。 ブレーキホースを交換しているのでなかなかエアが無くならなくて時間がかかりました。 |
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ちなみにリアのエア抜き用のプラグは左側の1カ所にしかありません。 |
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おまけ 前回のメンテナンスでブレーキパッドが斜めに減っているのに気がつきました。 このキャリパー、スライドピンをゴムブッシュで支えるようになっているので、力を加えるとキャリパーが斜めに動きます。 <-ムービー こういう構造にするメリットは何なんでしょうか？ |
