エアコンガスチャージ
※この内容はあくまで私個人の作業結果です。
※もしあなたが同じことをして何か問題が起きたとしても、私は一切関知しません。
※少しでも不安がある場合はディーラー又は整備工場にお願いして下さい。
※くれぐれも自己責任ということで。
・2013/7/21
連日の猛暑で大活躍してくれるエアコン....のはずが、いまいち冷えが良くありません。 | |
どうもガスが足りないような気がするので、サービスマニュアルで点検方法を見てみました。 | |
サイトグラスを見てみると真っ白です。 <-ムービー 不足の場合 : 多量の泡が見え、極端に不足していると白く見える。 「極端に不足」だそうです....orz |
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ガソリンスタンドとかでガスチャージしてもらおうかとも思ったのですが、せっかくなので自分で挑戦してみることにしました。 用意したのは ガスチャージホース : アストロプロダクツ \1,980 R134aクーラーガス : 近所のホームセンター \600 です。 |
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ホースのガス缶を取り付けるところにはネジがあって、締め込むと針が出てきて缶に穴を開けます。 | |
まずは針を引っ込めてから.... | |
ガス缶をねじ込んで取り付けます。 | |
車体側は「L」のマークがある「低圧側」のサービスポートに取り付けます。 サービスポートは低圧側と高圧側があります。 これを間違えると缶が爆発するので絶対に間違えないようにします。 |
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サービスポートのキャップを取り外しておきます。 | |
ホースのカプラーはこんな感じになっています。 真ん中の棒が中に押されるとガスが出てきます。 |
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先のところにはロックがあります。 接続するときはこのロックを引っ張りながら車体のサービスポートに差し込みます。 奥まで差し込んだら手を離すとカチッとロックされます。 |
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で、やってみたのですが盛大に車両側のガスを漏らしてしまいました。 (回りの濡れているように見えるのが漏れたガス(オイル)です) まず元々車両側に入っているガスの圧力があるので差し込むのに結構力が必要です。 さらに垂直に差し込まないとカプラーが奥まで入らずにロックされません。 ちょっとでも傾いていると盛大にガスが吹き出します。 このガス漏れにビビッて力を抜くとさらに吹き出します。 とにかく垂直になるように気をつけてエイッっと気合いを入れて差し込むのがコツのようです。 |
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差し込みが成功するとメーターに圧力が出ますが、エアコンを動かしていない状態ではこのようにレッドゾーンまで振り切ります。 | |
エアコンを動かすと正しい値になります。 やっぱりちょっと低めですね。 |
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早速注入.....の前にホースの内部に残っている空気を抜かなくてはいけません。 ガス缶をゆっくりとシューっと音がするまで緩めて、空気が抜けた頃合いで締め直します。 |
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いよいよ注入です。 エアコンは冷房最大で動かしたままにしておきます。 一旦ネジを全部締め込んでガス缶に穴を開けてからネジを戻すと注入が始まります。 注入が始まるとガス缶がキンキンに冷えるので、手で暖めながら注入します。 |
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サイトグラスを見ながら適量になるまで注入します。 適量の場合 : 時々泡が見え、エンジン回転数を少し上げると泡は消える。 まだちょっと泡が多いようですが..... <-ムービー |
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ゲージの値がイエロゾーンに入ってしまったのでここでやめました。 (残ったガスはアヴァ初号機に補充しておきました) |
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あと、ついでにこんなものも入れてみました。 ワコーズ・パワーエアコンレボリューション 効果のほどは?ですが、ホースをつなぐときにガス(オイル)がだいぶ漏れてしまったのでその補充用です。 |
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注入方法はガスの時と同じです。 空気抜きだけは忘れないようにしましょう。 |
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缶が小さいのであっという間に注入が終わりました。 | |
さて、冷えるようになったんでしょうか? 点検方法を見てみると、吸込温度と吹出温度で判定するようです。 |
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温度計を持ってきて計ってみました。 吸気温度 25.4℃ に対して..... |
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吹出し温度は 16.4℃ でした。 何とかギリギリ合格圏内ですね。 試乗してみると、キンキンまでは行きませんがそこそこ冷えるようになりました。 これで今年の夏は乗り切れそうです。 |