Fit4・ETC(ND-ETC9)

※この内容はあくまで私個人の作業結果です。
※もしあなたが同じことをして何か問題が起きたとしても、私は一切関知しません。
※少しでも不安がある場合はディーラー又は整備工場にお願いして下さい。
※くれぐれも自己責任ということで。

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・2025/05/25

こちらも最近の車に必須の装備、ETCを取り付けます。
パイオニア ND-ETC9
ナビと連動できるタイプにしてみましたが、結果的にはあまり意味がありませんでした。(後述)

ナビの取付位置は純正と同じ運転席の左足下です。
まずは右足元のパネルを手前に引っ張って取り外します。
スイッチのコネクタと配線のクリップを取り外して、内装パネルを完全に取り外します。
次は左足元のパネルを手前に引っ張って外します。
ここにも配線がつながっているのでコネクタを取り外します。
このフィットは「ナビ装着用スペシャルパッケージ」をオプションで付けてあるので、ETCを取り付ける金具があらかじめ装着されています。
ただし、ETC取付部のパネルには穴が空いていません。
穴を開けるのに普通のカッターでは大変そうだったので超音波カッターを使ってみました。
エコーテック ZO-41U

プラスチックがバターのように切れるという超音波カッターですが、さすがにそこまでは切れません。
包丁でベーコンの塊を切るような、というくらいです。
それでも普通のカッターで切るよりは遙かに楽に、そして綺麗に切り取ることが出来ました。
表側からはこんな感じで、周りに縁が残るくらいの穴が空きました。
ETC本体を仮置きしてみます。
ピッタリと思ったのですが、上下が逆でした。
こちらが正しい向きです。
上下左右の大きさはピッタリです。
使いやすい程度に飛び出す位置を決めて両面テープで固定しました。
念のためずれないようにタイラップでETC本体と金具を固定しておきました。
電源はドライブレコーダーを取り付けたときのオプションコネクタからの配線を二叉にして取り出しました。
ETCアンテナの配線を純正配線にタイラップで固定して、フロントガラスの上まで持っていきます。
ETCのアンテナはこの位置に貼り付けました。
ナビとETCを連動するための配線がかなり長くて余ったので、ナビの右奥に束ねて固定しておきました。
ナビの接続状態の画面でちゃんとETCがつながっていることがわかります。
ナビ画面でETCの利用履歴も確認出来るようです。
その後、ディーラーでETCのセットアップをしてもらいました。
高速道路も走りましたが、ちゃんとETCゲートを通過して利用することが出来ました。

ただ、ナビとの連動は要らなかったかもしれません。

連動するとETCの音声がナビ(オーディオ)のスピーカーから流れてたしかに聞きやすいのですが、
一番気になるETCゲートを通過したときの音は、ETC本体から鳴る「ピッ」というショボい音だけでナビとは連動しません。
(以前のパナソニックのETCの方が「ピンポン」というチャイム音でわかりやすかったです。)
利用料金の案内は音声のみナビ側から流れますが、せっかく連携しているのですから画面にも利用料金を出してほしかったです。
ETCの履歴もほとんど確認することはありません。
連動なしの単体タイプで十分だったような気がします。


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