斜面草刈り用下駄

※この内容はあくまで私個人の作業結果です。
※もしあなたが同じことをして何か問題が起きたとしても、私は一切関知しません。
※くれぐれも自己責任ということで。

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・2021/8/15

我が家の田んぼの下は5m位の大きな斜面になっています。
もう何年も草刈りをサボっていたのでジャングル状態です。
さすがにこうなるとスパイダーモアでは太刀打ちできません。
しかも結構な急斜面で45°くらいあります。
さらに下に用水路が通っているので、滑り落ちると大変なことになります。
急斜面を草刈りするときに大変なのは、滑るのと足首がグニュっと曲がってしまうことです。
この状態で滑らないように踏ん張るので足がとっても疲れます。
こういうアイゼンタイプの滑り止めを使ってみましたが、急斜面ではあまり役に立ちませんでした。
いまはこのスパイク付きの長靴を使っています。
これだと斜面でもほとんど滑らないのはいいのですが、足首が曲がるのは普通の長靴と同じです。
探してみると斜面用の下駄が市販されていました。
こちらの「土手楽」は比較的リーズナブルですが、爪が曲がってしまうようです。

こちらの「土手歩き」はしっかりした作りですが、1万円オーバーではちょっと手が出ません。
http://www.marudai-corp.com/shop/dotearuki.html
ならば作ってしまおう、とホームセンターで金具を買ってきました。
まずはお蔵入りしていたスパイクを木の板にネジ止めします。
その木の板に金具を取り付けます。
こんな感じです。
さっそく使ってみました。
斜面の下側になる左足だけに装着しましたが、これで十分踏ん張りが効きます。
急斜面でも足首がまっすぐになり、安定感が全く違います。
足の指が痛くなることもなくなってとっても楽になりました。
ところが、二時間ほど使ったところで金具が木の板から取れてしまいました。
どうやら前後方向に動いたことで、ネジ止めしていたところが外れたようです。
木ネジでは強度不足なので、ボルトを貫通させて固定することにしました。
片方のボルトを長くして、山側の地面に食い込ませるスパイク代わりにしてみました。
あと、前後方向に動かないように筋交いを入れました。
下駄のおかげで無事急斜面の草刈りが出来ました。
仕事前の早朝の時間に少しずつ作業したので4日かかりましたが....。

ジャングル状態でなくなったので次回からは多少楽になると思います。
・おまけ
草刈りするときはこの空調服が必須です。
Amazonで買った安物ですが、もうこれがないと草刈りは出来ません。
空調服を使っても「涼しい」までは行きませんが、汗の出方が全然違います。
それでも暑いので、基本的に草刈りは早朝5時頃から初めて本格的に日が当たる8時前には引き上げるようにしています。(兼業農家ですし)
今の時期は5時過ぎから西の山に朝日が当たって綺麗です。

自分としてはかなり早起きしているつもりなのですが、隣の田んぼでは80過ぎのおじいさんがとっくに草刈りを始めていたりします。
田舎の朝は早い....。

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