バイザー磨き


・2008/04/20

昨年蘇るバイザーで綺麗にしたのですが、あまり耐久性は無かったようで一ヶ月もすると元通りのつや消しバイザーに戻ってしまいました。
しかもバイザーを止めている両面テープがもう限界で、ドアを閉めるたびにビビリ音が出るようになってしまいました。

このままだといつ取れて飛んでいってしまうかわからないので、修復をかねて綺麗にすることにしました。
接着し直さないといけないので、いったんバイザーを取り外します。

まずドアランチャンネルを引っ張って外します。
もう両面テープが役をなしていないので、車体後方にずらすようにしたら簡単に外れました。
フロントは先端がドアミラーベースに差し込んであるので、折らないように注意して外します。
残った両面テープはカチカチに硬化していました。
両面テープをヘラでしごくようにして取り除きます。
残った糊はアルコールで拭き取りました。
長年くっついていた跡がしっかり残っていました。
金具ではさんでいたところは、表面のフィルムが切れてしまっています。

ドア周りの黒いところは塗装ではなくてフィルムが張ってあるんですね。
バイザーレスのアヴァンシアも結構いい感じかも。

でも近くで見ると両面テープの跡がくっきりなので、やっぱり付けることにします。
外したバイザーは風呂場に持ち込んで磨きます。
磨くのに使ったのは、こちらのプラスチック用コンパウンドです。
まず傷落とし用のコンパウンドを柔らかいスポンジに付けて磨きました。
がんばって磨いたのですが(左側)、あまり綺麗になりません。

この後、説明書に従って堅いスポンジに換えて磨いたらだいぶマシになりました。

やはり7年もののバイザーにはそれなりの気合いが必要なようです。
さらに仕上げ用のコンパウンドで磨きました。
3時間以上格闘したのですが、新品のようなツルツル・ピカピカにはなりません。

もう体が限界になってしまったので、あきらめて最後にアクアクリスタルでコーティングしておしまいにしました。
それでも最初のつや消しに比べればだいぶ綺麗になりました。
でも大きな傷は取り切れませんでした。

まぁ磨くだけなら車についている状態でもできるので、またつや消しになったらがんばることにします。
両面テープはホームセンターで「超強力」というのを買ってきました。
そのままでは幅が広すぎるので、だいたい6mmになるようにカッターで切りました。
バイザーに両面テープを貼っておきます。
これはドアに付ける金具ですが、本来は黒のはずが色が落ちて地肌が見えてしまっています。
マスキングしてつや消し黒スプレーで塗装しました。
いよいよ取り付けです。
両面テープの剥離紙は全部はがさずに、端のところをちょっとだけはがして折り返しておきます。
金具は、内側になるものと外側に引っかけるのがあるので、それぞれドアにぴったり付くように気をつけます。
位置をあわせたら、折り返しておいた両面テープの剥離紙を引っ張りながらドアに押しつけて接着します。
蘇るバイザーで処理したときは、本当に新品のようにピカピカになりましたが、今回はコンパウンドで磨いただけなので、以前の時ほど感動的に綺麗にはなりませんでした。

でもこっちの方が耐久性はありそうな感じです。
それよりも両面テープがはげてパタパタいっていたのが、今度はしっかり付いたので安心して走れます。

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