リアタワーバー

ロアアームバーがかなりいい調子だったので、「次はリアだ!」と思ったのですが、アヴァンシア用のリアタワーバーは売っていないようです。
さあどうしようかと、無い知恵を絞って考えました。

以前にナビを付けたときの写真を、どこかに付かないかと見直しました。

普通はショックを止めているボルトに付けるのですが、そうすると内装を切らないといけません。
それに、大きな荷物を載せるときには邪魔になりそうですし。

そこで目を付けたのがリアシートを止めている金具です。
リアシートの後ろを見てみると、ちょうど2cmほど隙間があってここなら付きそうです。
ホームセンターで19φのステンレスパイプを買ってきました。
これを107cmに切断します。
どうやって止めようか考えたのですが、左右方向に力が加わりそうなので、パイプを削って金具にはめ込むことにしました。

パイプをリアシート金具にあてて形をマジックで写し取り、ドリルとロータリーヤスリを使ってこんな形の穴を開けます。
穴を横から見るとこんな感じです。

ステンレスは固くて加工が大変でした。
アルミだと加工は楽なんですが、ホームセンターで力を加えてみたら結構曲がってしまったのでこちらにしました。
仮止めしてみたところ、問題発生
パイプが太くてリアシートが金具にはまりません。
2cmの隙間に19φのパイプだから大丈夫だと思ったのですが、ボディ側の内装の分だけ狭くなっているようです。

仕方がないので、赤線の位置で内装のプラスチックを切りました。
(あれ?、内装を切らないという話だったんじゃ...)

えっと、「見えるところは切らない」と言うことでお許しを。
ボルトと蝶ナットでパイプを金具に止めます。
蝶ナットなので、荷物を載せるときは手だけで外せます。
(付けるときはボルトが回ってしまうのでドライバーが必要)
こんな感じで付きました。
手でパイプを持って、ボディが揺れるくらいゆさぶってみましたが、びくともしません。結構がっちり付いているようです。

あと、ちゃんとリアシートもはまります。

早速山道へ試運転に行きました。
で、どうかと聞かれると、「う〜ん、よくわからない」です。
何となくボディの振動というか揺れが減ったような気もしますが、ほとんど気のせいといったレベルです。
ハンドリングにも特別どうという変化は無いようです。

これはそもそもそんなに変化がないものなのか、それとも私のアヤシイ付け方がいけないのかどっちでしょう?

まぁ元々リアには補強が入っていますし、制作費約2000円なのでこんなものということにしておきます。


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