・2006/12/29〜31 ログ積み

雪が降って子供達は大喜びですが、作業をするには寒いし足下は汚れるし大変です。
でも年が変わらないうちにある程度目処を付けたいのでがんばって3日連続で作業しました。
寒さでコーキングが固くなってしまって手動ガンでは手が痛くなってしまいました。
コーキング剤の回りにホッカイロを貼ってみましたが、日中でも氷点下の気温では全然効果なしです。

楽になるかと思ってこの乾電池式電動ガンを買ったのですが、まぁ無いよりマシ程度です。
完全に電動で出してくれるのではなくて、手で出すのを多少アシストしてくれるだけ、しかも電動の分だけ重いのでどっちもどっちです。
ログを積んでいくときには、電気配線の穴にダボを打たないように印を付けていきます。
あと右に見える刺しピンは、ダボを打った穴がわかるようにする目印として使いました。

ダボ穴は2個セットになっていて1段ごとに交互に打っていくのですが、次の段を積んでしまうとどっちの穴に打っていいかわからなくなってしまいます。
そこでダボを打ったときにその穴のところにピンを打っておいて、上の段はピンのない穴に打つというのを繰り返していきました。

これは梁が乗る最上段の壁ログで、ここのノッチは違う形に加工されてました。
写真ではちょっとわかりにくいのですが、高さを調整するための小さな板が打ち付けてありました。
斜めになっているところの端はダボが打てない(打っても効かない)ので、コースレッドで留めました。
この端にくる三角形のパーツは、最初から取れた状態で梱包されてました。
これもコースレッドで留めておきます。
東西方向と南北方向で最上段のログに段差がありました。
三角になる壁の方が2cmほど低くなっています。
これだと屋根板を付けたときに壁との間に隙間が空いてしまうのですが....これで正解のようです。
隙間は後から何かで埋めて、縁取りの木で隠すような図面になっていました。
ベランダの角のところに柱を建てます。
ログ壁のセトリングに対応できるように上部に金具を付けるようになっています。
金具が付くところのサネを、ノミで削って平らにします。
金具をボルトのようなネジで付けます。

しかしこのボルト、サビサビです。(やっぱりフィンランド製は....)
柱のトップに受け用の金具を付けます。

おまけなのか柱がだいぶ長かったので、大体に長さに合わせてカットしました。
受ける方は、手すりのログを平らに削って乗せてあるだけです。
ここの手すりにはカバー用の木を後から付けるようになっているので、そのときに固定方法を考えることにします。
上側のボルトをちょうど良い高さになるように調整して完了です。
ログ壁がセトリングしたらここも忘れずに調整しないと。
ログの4隅に壁の上から下まで長〜い通しボルトを入れます。

上側のワッシャとナットを入れてから、外れてこないように先端のねじ山を叩いてつぶしておきます。
ボルトの通る穴はあらかじめ開いているので、てっぺんにナットを納めるための座堀をします。
(この写真のはベランダの柱のところなので、短いボルトを両側に2本通すようになっています)
4隅のボルトの長さは壁の高さ分あるので、通すのも大変です。

2箇所はすんなり通ったのですが、3箇所目が途中でつかえてしまって入っていきません!
まさか穴が開いてない?と真っ青になりましたが(もしそうならいまさらどうしようもありません)、感触が柔らかいのでどうもコーキング剤がはみ出して穴を塞いでいるような感じです。
それならと、ボルトの先端をグラインダーで削ってとがらせて、何回かグサグサ刺していたらなんとか通ってくれました。
よかった〜。
下側をナットで留めればOKです。
長いボルトはグラインダーでカットしました。
ボルトの長さは4本同じなのですが、北側の壁が低い分ボルトが地面に刺さってしまいます。
これもグラインダーでカットしました。
さぁ恒例のエラー発生!
基礎の上に角材を追加したのですが、そこに通しボルト用の穴を開け忘れていました。

通しボルトは4隅だとばかり思っていたのですが、ベランダのところは壁の真ん中に1本通すようになっていました。
穴を掘ってドリルが入るスペースを確保して、下側から穴を開けてなんとか通るようになりました。
でも角材の分だけボルトの長さが足りなくて、てっぺんの座堀を深くしてギリギリ届きました。
よかったよかった。
大晦日になってなんとか壁までは完成しました。
やっと全体の形が見えてきて、やったなぁ〜という感じです。
ログの木も大きなズレや狂いはなく、比較的すんなりと組むことができました。
キットにはこんなF型の矯正金具も入っていて、ログがねじれているときはこれで無理矢理ひねってたたき込むそうです。
でも結局一度も出番はありませんでした。
正月は作業しない予定なので、シートを2重にかけておきます。

7.5mX7.5mの厚手のシートの上に、10mx10mの薄いシートをかけました。
最初は屋根の分の7.5x7.5だけでいいかと思ったのですが、それだと壁がむき出しになってしまいます。
まだ塗装をしていないので、雨風をしのげるように10mのシートもかけました。
おまけ

重しにされてしまったアヴァンシア純正アルミホイール .... 悲しい。


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