純正オーディオへ直接入力

ハーネスバージョンアップ

前回のハーネスは、グランドは共通にして、LRの信号線だけをスイッチで切り替えていました。
そのためか、よ〜く聞くと反対側の音がほんの少し漏れてきていたり、ちょっとオルタネータノイズを拾ったりしていました。
そこで今回はグランドを含めてスイッチで切り替えるようにしました。

心線が2本入っているシールド線を2本ずづ使って配線をやり直しました。
切り替えスイッチも2つ(L用・R用)にしました。

まだ耳をこらせば漏れているようですが、ほとんど気にならないレベルになりました。


純正オーディオへ直接入力

これまで純正オーディオへはカセットアダプターでつないでいましたが、やはり音がいまいちなので、
直接つなぎたいと思っていました。
といっても、純正オーディオのヘッドユニットには外部入力端子などありません。
そこで、CDチェンジャーからの音声配線を横取りしてしまおうと考えました。
ホンダのオーディオはGA−NETという配線でチェンジャーなどのオプションをつなぐようになっているようです。
このGA−NETの配線図を見てみたところ、制御用と音声用と配線が分かれているようなので、音声用の
配線を切り替えれば、外部入力できるのではと考えたわけです。

本当はGA−NETの通信手順がわかれば、CDチェンジャーが無くてもいいと思うのですが、さすがにそこまで
解析する気力がありません。

ディーラーでGA−NETの配線用のパーツを取り寄せて
もらいました。

今回使ったのは右側の二股に分かれているものです。
GA-NET拡張コード [08A31-060-000] \3,000

左側のものはヘッドユニットとチェンジャーなどを直接
つなぐもので、念のため取ったのですが使いませんでした。
二股の配線を切って、音声の配線を引き延ばします。
チェンジャーからヘッドユニットへ行く音声配線を切って、
スイッチで外部入力と切り替えられるようにします。

赤丸が切り替え用のスイッチ、黄丸が外部入力用の
ピンジャックです。

このケーブルをヘッドユニットのコネクターに割り込ませます。
切り替えスイッチはヘッドユニット横の小物入れの底に
穴をあけて付けました。
小物入れを裏から見たところです。
ヘッドユニットのGA−NETコネクターをはずして、
配線を割り込ませます

結果は大成功で、ヘッドユニットで入力をCDに切り替えるとMPireの音楽が聞こえてます。
スイッチの切り替えで、CDも聞くことができます。

ただ、音声信号のレベルがちょっと違うようで、MPireを聞くときはボリュームを3つ程度大きくしないと
CDと同じ音量になりません。

カセットアダプターとの比較では、そんなにびっくりするほどは変わりませんでしたが、チャンネル間の
分離が良くなり、全体にくっきりした音になりました。

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