車載PC計画

・USBハブを交換したら.....

これまで使っていたUSBハブは1.1のものでした。
最近MP3ファイルなんかをUSBメモリで持っていって車載PCのHDDにコピーするようになったのですが、
車載PCとUSBメモリメモリは2.0なのにハブが1.1なのでコピーが遅くなってしまいます。
そこで今までと同じメーカーの(色も同じ)2.0のハブに交換しました。

これでコピーも早くなって万々歳と思ったのですが.....なんと翌日バッテリをあげかけてしましました。
なぜかエンジンを切っても車載PCが自動シャットダウンしません。

いじったところはUSBハブだけですが、USBハブなんてシャットダウンに関係ないしおかしいなぁとあちこち調べてみると.....
なんとUSBハブの電源から車のアクセサリ電源へ電流が逆流していました!

エンジンを切ってアクセサリ電源がOFFになっても、シャットダウンするまで車載PCは電源ONになっています。
USBハブの電源はアクセサリから取っているので当然OFFになるのですが、車載PC本体からのバスパワー(5V)が12V->5V電源へ逆流し、それがアクセサリ電源まで流れていました。
電源監視プログラムはアクセサリ電源の電圧をRS−232cポート経由で見ているので、逆流してきた電圧(約3V)でRS−232cポートがONしてしまい、いつまで経ってもシャットダウンしません。
前に使っていた1.1のハブは逆流しなかったのに、今度の2.0のハブは逆流してしまいます。

仕方がないのでUSBハブをバスパワーで動かすことにして、12V->5V電源を外しました。
これでもケイボードとUSBメモリくらいは問題なく使えるので、もっと電気を食うものを使う時だけ電源をつなぐようにします。


それにしても後ちょっとで完全にバッテリが上がる危ないところでした。
だいたい24時間車載PCが動いていたのですが、かろうじてセルが回ってエンジンがかかったからいいようなものの、あと2・3時間遅かったら完全にアウトだったと思います。


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