ヘッドユニットCDA-7877J

ついに禁断のヘッドユニット交換に手を出してしまいました^_^。
勢いで買ってしまった ALPINE CDA-7877J です。(もちろん中古)

今やMP3対応が全盛ですが、これは普通のCDだけに対応したユニットです。
MP3は車載PCがあるので外部入力さえあれば問題なしです。

機能は非常に豊富で、6CHタイムアライメントとか高・中・低とそれぞれ周波数別にスピーカーを接続できたりとかいろいろありすぎて使い切れるかどうか。
アヴァに付くかどうか確認せずに購入したので(無謀)、まずは取り付け方を考えます。

純正のヘッドユニットを外して7877と並べて眺めてみました。
本体のサイズは1DINで同じですが、フェイスパネルの大きさが全然違います。

取付金具がうまくつかえないかと純正(上)の取付金具を7877(下)に当ててみると、ラッキーなことにちょっとずれているだけでそのまま付きそうです。
金具の穴をヤスリで少し広げてやるとぴったりつきました。
この状態でとりあえず車に付けてみると、前後方向も問題なさそうです。

ただ後で気が付きましたが、純正より取付位置が下がるようで「穴」の中心にユニットがきません。
どうせ取付金具の穴を広げるなら、上方向にも広げてユニットがもう少し上になるようにした方が良かったかもしれません。

よしよしと安心して、本格的に取付作業開始です。
次は配線です。
電源などは、プレミアムサウンドシステムのアンプのコネクタから取ります。
電源だけならヘッドユニットのコネクタの方が良いのですが、それだとスピーカーの配線が取れません。
逆にアンプのコネクタだと、イルミとアンテナブースターの配線が取れません。
7877はイルミは使わないので、アンテナブースターは適当にごまかすことにしてアンプのコネクタを使いました。

市販のホンダ16P20P電源取出ハーネスをバラして必要な線だけを残します。
フロントSPは配線を引き直してあるので、このコネクタにはつなぎません。
仮付けしたときに確認したのですが、ヘッドユニットの奥にあまり余裕がありません。
できるだけ配線をすっきりさせるように、7877側の配線も短く切ってハンダ付けしてつなぎました。
ノイズフィルタが邪魔ですが、こればっかりはどうしようもありません。

バッテリ電源の線はあとでバッ直ができるようにキボシ端子にしておきました。
7877はバッ直にすると内蔵アンプを45W->60Wにパワーアップできます。

コネクタとノイズフィルタにはカタカタ音対策に「すきまテープ」を巻いておきました。
アンテナのブースターに電源が行くように、純正ヘッドユニットのコネクタの1−2をショートさせます。
No.1がアクセサリ電源、No.2がブースター電源です。(ごめんなさい、間違っていました)
No.1がブースター電源、No.2がアクセサリ電源です。

これをやっておかないとラジオがまともに聴けません。
本当はヘッドユニットのアンテナコントロールに接続するのですが手抜きです。

この後、使わない純正コネクタはテープを巻いて絶縁し、邪魔にならないように上奥側に押し込んでタイラップで固定しておきました。
それにしても配線がいっぱいです。
サブウーハーへの出力や車載PCからの外部入力があるのでなおさらです。
使わないプリOUTなんかは切りたいところですが、さすがにもったいなくてできません。

7877の外部DC/DC電源は左横にマジックテープで固定しました。
なんとか配線をすきまに押し込んでぎりぎりです。
とりあえず付きました。
早速動作チェックしましたが、問題なしです。

でも周囲に隙間が空いてますね〜、今更ながら何でこんな形にしたんでしょう。
これをなんとかしなくては。
純正と7877のフェイスパネルを並べてみました、全然大きさが違います。

でもこうやってあらためて見てみると、純正はつまみもボタンも大きくて使いやすそうです。
すきまを埋めるためのパーツを作るのに、まずはボール紙で型をとります。
だいたいの形に切って、あとは現物合わせです。
現物に当ててちょっとずつ切ってあわせます。
ここまできてもうちょっと上になるように取り付ければ良かったと気が付きました。
左下のところはほとんどすきまがなくて、型が切れてしまいそうです。
型紙をもとに、発泡塩ビからパネルを切り出します。
使ったのはセルラという商品名で、2mm厚のものです。
ただの塩ビ板より加工しやすく、表面にざらざらの模様が付いているので純正パネルっぽくなります。
細かいところはカッターと紙ヤスリで微調整して、なんとか収まりました。
特に接着剤などは使わずにはめてあるだけですが、サイズがギリギリなのでぴったりはまって振動程度では取れません。
フェイスパネルの方がちょっとサイズが大きいので、パネルの切り口が隠れて好都合です。
これで完成ですが、1つ問題が。
パネルの角度が付きすぎているせいか、光が反射して表示がほとんど見えません。
角度調整で寝かせる方向には動かせるんですが、これ以上起こすことはできません。
しばらく使ってみてどうしても我慢できなければ取付金具を加工して角度を変えることも考えます。

早速音を出してみました。
とりあえずちゃんと鳴っていますが、なにしろ調整できるところが多すぎて何をどうすればいいのかわかりません。
今のところデフォルトで使っていますが音が良くなったかと言われると、う〜んあまり変わらないような気がします。
これから調整していけば変わると思いますが、アヴァンシアの純正オーディオも結構それなりの音が出ていたのではと思います。

ヘッドユニットを交換で、プレミアムサウンドのアンプ・CDチェンジャ−・ステアリングリモコン・インフォメーションディスプレイなどすべて使えなくなりした。
フロントスピーカーも交換してあるので、純正で残っているのはリアスピーカーだけです。
そこまでして交換する意味があるのかといわれるとうーんと考えてしまいますが、まぁネタにはなりました^_^;

ステアリングリモコンはどうしても使いたいので、車載PCのリモートコマンダーで使ったマイコンを改造してリモコンを作成する予定です。

戻る