【2代目バモス】
トノカバー

※この内容はあくまで私個人の作業結果です。
※もしあなたが同じことをして何か問題が起きたとしても、私は一切関知しません。
※少しでも不安がある場合はディーラー又は整備工場にお願いして下さい。
※くれぐれも自己責任ということで。

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・2019/12/21

荷室が広くて便利なバモスですが、何も載せていないときはただスペースが空いていて冷暖房の無駄になっているような気がします。
当然ホンダさんも考えていて、純正のアクセサリーにトノカバー(コンビネーションリアシェルフ)があります。
でもこれ、2万円もするんですよねぇ。
中古もほとんど出回らないですし。
なんとかならないかなぁと思って、オークションでスバル・レガシー(BP5)用のトノカバーを買ってみました
レガシーのにしたポイントは、引き出すソフトタイプなのと本体の前側にも少し布が付いていることです。
(あと値段が安いのも重要です)
加工すればなんとかなるかなぁと思って買ってみたのですが、なんと横幅がバモスにぴったりでした。
純正トレイが載る所に乗せてみるとまったく隙間が無いぴったりサイズです。
これで大きな加工をする必要がなくなりました。
そうはいっても細かいところは違います。
まず前側の小さい布をはめるところが、パイプが太くて入りません。
長さも足りていません。
そこではまるサイズの木の丸棒を買ってきました。
米ヒバ丸棒 10φ x 1820mm
丸棒を横幅に合わせて切ってパイプに差し込みます。
パイプには途中にリベットがあったのでドリルで揉んで取り除いておきました。
これでぴったり填まります。
本体は金具で固定します。
取り外しができるようにこんな形の金具をホームセンターで買ってきました。
これもまた市販の金具で本体ぴったりサイズです。
取り付ける場所に穴を開けて、一応接着剤を塗ってからタッピングビスで固定しました。
ほぼぴったりサイズなのと、カバーを引き出している状態だと巻き取る力で後ろ向きに引っ張られるので全くガタつきなしです。
大きな荷物を載せるときは、カバーを収納して前にずらせば簡単に取り外せます。
最後はカバーの後ろ端の所です。
横幅が違うので元からある溝を使うことはできません。
そこで、額などを吊すための金具を使って....
元からあるビスより少し長めのビスにナットをスペーサー代わりに入れて...
こんな感じに金具を取り付けました。
この金具に取り外し可能なタイプのタイラップを入れて...
トノカバーの爪に引っかけて固定しました。
カバーを出し入れするときはタイラップを外したり留めたりしないといけないのがちょっとだけ面倒ですが、まぁそれほど頻繁にすることでもないので許容範囲内です。
はい、完成です。
トノカバー本体に全く加工なしで取り付けることができました。
レガシー用を流用したとは思えない出来です。
中古カバーが送料込みで2,000円、その他ネジなどが1,000円ほどで、合計約3,000円でトノカバーを付けることができました。
リアシートとの隙間は全くありません。
小さい布を外せば多少のリクライニングもできます。
後ろの端はこれだけ隙間が空いてしまいました。
まぁ仕方が無いですね。
ちなみに、このトノカバーは上下を逆さまに使っています。
正規の向きだと本体からカバーを引き出す位置が上側になるのでカバーが斜めになってしまいます。
あと金具が変形しないように力がかかる位置を下にしたいという意図もあります。
またこの端の所の部品ですが、正規の向きだとこの出っ張りが上向きになります。
見た目がいまいちなので出っ張りが下向きになるようにしました。
カバーの布は表と裏で見た目が違います。
正規の表はツルツルしたビニールっぽい質感で、汚れが付きにくくて丈夫そうです。
裏側はざらざらしていて布っぽい質感です。
まぁ上にものをのせるわけでも無いので、自分的には全く気になりません。

乗ってみた感想は.....付ける前と全く変わりません。
少しはエンジン音が小さくなるかと思ったのですが、ほとんど誤差の範囲です。
あとは冷暖房の効きが良くなってくれればいいのですが....。

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