【2代目バモス】
新エンジンスターター

※この内容はあくまで私個人の作業結果です。
※もしあなたが同じことをして何か問題が起きたとしても、私は一切関知しません。
※少しでも不安がある場合はディーラー又は整備工場にお願いして下さい。
※くれぐれも自己責任ということで。

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・2022/02/27

今年の冬は本当に寒くて、毎朝車の窓は霜で真っ白です。
こういうときこそエンジンスターターの出番なのですが、実は今まで付けてあったエンジンスターターが冬を前に壊れてしまいました。
まぁ何十年も前の製品なので仕方がないです。

しばらくエンジンスターターなしで乗っていたのですが、娘のN-WGNにエンジンスターターを付けてみるとやっぱり便利です。
バモスにもエンジンスターターを付けることにしました。
N-WGNと違ってイモビライザーってどこの世界のこと?という世代のバモスには、どこの社外品のエンジンスターターも付けられます。
しかし、今まで使っていたのがエンジンスターターだけでなくキーレス+アンサーバック+セキュリティーと機能満載のものだったので、同じようなものをオークションで探して購入しました。
Youtube紹介動画
一応取付の説明書は付いていますが、ある程度わかっている人向けです。
バモスには一度取付をしてあるので、流用できる配線はそのまま使いつつ取り付けしていきます。
まずはエンジンスターター用のイグニッションキーの配線です。
ハーネスは以前のものを流用して新しいエンジンスターターの配線と接続します。
大きな電流が流れるのでしっかり半田付けして...
使わない配線は短くカットして...
まとめて熱収縮チューブで保護しておきます。
温度センサーも半田付けしておきました。
メインの配線は完成です。

ドアロックですが、以前のものとは違って外付けのリレーは不要でした。
バモスの場合は「極性反転方式」で配線を取り付けます。
配線を確認していたら、本体のコネクタが曲がって取り付けられいました。
一度分解してまっすぐになるように半田付けをし直しました。
あと、そのままだと差し込む配線のコネクタが本体ケースと干渉してしまうので、ケースを少し削って隙間を空けました。
このあたりの作りはやっぱり値段なりですね。
配線の準備が出来たので、車に付ける前に動作確認をしました。
バッテリー上がりが心配なのでどのくらい電気を使うのか測ってみました。
ドアロックをしてセキュリティーをONにした状態で約20mA弱でした。
ただLEDが点灯すると10mAほど増えます。
まぁ一週間程度なら大丈夫そうです。
動作確認が出来たので車体に取り付けます。
通信用アンテナはメーター奥のダッシュボード内側に付けました。
インジケータLEDはハンドルコラムに取り付けます。
8mmの穴を空けて...
LEDを差し込みます。
一部の旧エンジンスターター配線をそのまま流用したので、取付はスムーズに行きました。
必要な配線は
・ウインカー信号
・ドアスイッチ信号
・充電信号
・サイレン信号
・ドアロック・アンロック信号
・ブレーキ信号
です。
ウインカー信号は以前の配線をそのまま流用です。
途中で切ってギボシ端子で接続しました。
ドアスイッチ信号も以前の配線を流用しました。
エンジンがかかったことを検出するための充電信号も流用です。
サイレン信号も以前のものをそのまま使いました。
ただ、以前は配線が+−の2本でしたが新しいものは+の1本だけになったので、−側はクワガタ端子を付けて車体のボルトに共締めしました。
ドアロック・アンロック信号は、以前リレーを付けるためにギボシ端子を付けてあるドアアクチュエーターの配線に接続しました。
ブレーキ信号は今回新しく追加です。
リモコンでエンジンを掛けた状態でドアロックを解除した後、一度ブレーキを踏まないと走り出せないようにするためのようです。

以前にオートクルーズを付けたときにブレーキ信号を取り出してあるので、そこから分岐しました。
こういう電気系の配線ではギボシ端子を使いますが、数が多くなると配線に端子を付けるのがなかなか大変です。
今回はワイヤーストリッパーと圧着工具を買ってみました。
ワイヤーストリッパーは線の太さに関係なくレバーを握るだけで配線を剥くことができます。
最初はこんな作りで大丈夫かと思ったのですが、中の銅線を傷つけることなく綺麗に剥けます。
配線の途中でも剥けるので....
こんな感じの二股を作るのも簡単です。
欠点は工具が大きいので車体に付いている配線を狭いところで剥くのには使いにくいです。
でも取付前のケーブルなら何も考えずに挟んでレバーを握るだけでいいので楽々です。
ギボシ端子の圧着も専用工具を使うと綺麗に一発で出来ます。

普通の電工ペンチだと2回に分けて圧着しなければいけなくて、しかも力の入れ具合で上手く圧着できなかったり逆に潰れすぎたりと失敗することもありました。
でもこの専用工具はラッチが外れるまでレバーを握るだけで2カ所の圧着が綺麗に出来ます。

この工具も大きいので狭いところでは使いにくいですが広い場所では楽々です。
一度使い出すと手放せなくなること請け合いです。
配線が出来たので本体を左足元に強力両面テープで取り付けます。
イグニッションキーの配線をヒューズボックスに取り付けます。
LEDの点灯もOKです。
動作確認しました。
ドアロック・アンロックムービー
エンジンスタートムービー

やっぱりエンジンスターターは便利ですね。

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