RACVバルブ清掃

・2011/06/26

同じAva乗りの「の5さん」からの情報で、RACVバルブを清掃するとエンジンの調子が良くなるとのこと。
さらに、教えたもらっただけでなく遊びに来たときに清掃までしていただきました。ありがとうございました。

RACVバルブというのはスロットルの下に付いていて、エンジンコンピュータがこのバルブを開け閉めしてアイドリング時の吸入空気量を制御しています。
ここにブローバイガスの汚れが溜まるとバルブの開閉が上手くいかず、アイドリング不良の原因になります。
サービスマニュアルを見ながら分解していきます。

まずはエアクリーナーとインテークパイプを外します。
アイシング防止用のクーラントが流れるゴムチューブを外します。
外すときに少しクーラントがこぼれるので、ウェスなどで受けます。
下側にももう一本ゴムチューブがあります。
配線のコネクターを外します。
下側のプラスネジ2本を外します。
狭いところなので、こんなラチェットドライバーがあると楽です。
スロットルボディとの間だはガスケットではなくOリングなので、固着もなく簡単に外れました。
RACVバルブはこんな感じに3部屋に分かれています。
一番上がクーラントの流れる部屋、真ん中がスロットル上流(吸気側)、一番下がスロットル下流です。
スロットル下流側にブローバイの汚れが溜まっています。
問題なのはこの溜まった汚れ自体というより、この汚れで間にあるバルブが上手く動かなくなることです。
肝心の清掃は.....の5さんにお任せしてしまいました。
秘密の有機溶剤をウェスに付けて汚れを拭き取っていきます。

清掃前は渋かったバルブの動きが、清掃後は軽く動くようになりました。
後は元通り取り付けるだけです。
スロットルボディ側にOリングが入る溝があるので、この溝にちゃんとOリングが入るように気をつけて取り付けます。

清掃の効果は....元々アイドリングは安定していたのでそれほど変わった感じはありませんでした。
でもこれで当分トラブルの心配をせず安心して乗れます。

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