他車流用触媒

・2013/06/29

Azyoshiさんからホンダ某車の触媒を譲っていただいきました。
なんでも抜けが良くてパワーアップするとか。
さあ取り付けようと思って作業を始めたのですが、元々の触媒を固定しているこのボルトが固着していて全然外れません。
センターパイプ交換の時は電動インパクトを使いましたが、こちら側は狭くてインパクトが使えません。
そこで1/2インチのスピナーとエクステンションを買ってきました。
さらに油圧ジャッキのレバーで延長して挑戦です。
ナットをバーナーで赤くなるまで炙って、思いっきり力を掛けて何とか外すことができました。
後ろのセンターパイプ側は前回スレッドコンパウンドを塗っておいたおかげで、簡単に外れました。

ちなみにこの白くなっているのは、センターパイプを購入したときにガムテープで蓋をしてあった跡です。
ガスケットを新品に交換してあったので漏れはありませんでした。
忘れずにO2センサーのコードを車体から外しておきましょう。
(でないとビローンと引っ張られて困ったことになります....)
何とか外すことができました。
左が某車用、右がアヴァ純正です。
遮熱板の付き方が違っていますね。
セルをのぞいてみました。
こちらはアヴァ純正品です。
所々に何か付いて詰まっていますね、何でしょうか?
こちらが某車用です。
言われてみればセルの穴が微妙に大きいかもしれません。
入り口側のサイズを測ってみました。
アヴァ純正が約48mmなのに対して....
某車用は51mmと少し太くなっています。
でもここに繋がるパイプはアヴァ純正のままなので太くなっても効果があるかどうかは?です。
出口側はアヴァ純正が51mmで....
某車用も51mmと同じでした。
ただ、出口側のスタッドボルトの位置がアヴァと某車用は微妙に違うそうで、そのままポン付けはできません。
普通はセンターパイプ側の穴を長穴加工して取り付けるそうですが、この触媒はスタッドボルトを抜いて一回り細い普通のボルト・ナットにする改造がしてあったので、そのまま付けることができます。
(Azyoshiさん、ありがとうございました)
前側のスタッドボルトの山が少し痛んでいたのでダイスを通して修正しておきました。
ガスケットは汎用品を使います。
こちらも加工済みガスケットが付いていたので、それに合わせて加工します。
ポンチとはさみで同じ形になるようにします。
前側はこんな形になりました。
後ろ側は楕円形のガスケットを加工無しで使います。
いよいよ取り付けです。

まずは前側から加工したガスケットを入れて....
ナットを規定トルク(33Nm,3.4Kgfm)で締め付けます。
次に後ろ側を固定します。
普通のボルト・ナットなので適当に手トルクで締め付けました。
ナットには固着防止にスレッドコンパウンドを塗っておきました。
はみ出したガスケットは切り取っておきます。
ネジ締めの邪魔になるので外しておいた遮熱板を取り付けて....
O2センサーの配線を取り付ければ完成です。
言われなければ(言われても?)、見ただけだと何が変ったか全然わかりませんねぇ。

早速試乗してみました。
エンジンの回り方が軽くなったような気もしますが、街中だけだとよくわかりません。
思いっきり回せば違うと思うので、次回サーキットがお楽しみです。

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