駆動系メンテナンス

※この内容はあくまで私個人の作業結果です。
※もしあなたが同じことをして何か問題が起きたとしても、私は一切関知しません。
※少しでも不安がある場合はバイクショップにお願いして下さい。
※くれぐれも自己責任ということで。

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・2015/07/26

とりあえず元気に走っているアドレスですが、さすがに20年ものなので駆動系をメンテナンスすることにしました。
KN企画補修プーリーベルトキットでプーリー・ドライブベルトを交換します。
特に加速重視ではないのでウエイトローラーは純正と同じ重さの11gを別に購入しました。
ウエイトローラーはグリスを薄く塗って交換しておきました。
このウエイトローラーは組込み方向の指定が無いタイプでした。
早速交換します。
まずはクラッチカバーを外しますが、20年無交換の+ネジは固着しているのでショックドライバーを使います。
冷却用のホースを取り外します。
カバーが外れました。
中は思っていたよりも綺麗でした。
さすがに走行距離が少ないせいか、プーリーやベルトもまだまだ綺麗でした。
キックスターター用ギアのカバーを取り外します。
ここの+ネジはそれほど固着していませんでした。
中にスプリングが入っているので飛び出さないように気をつけて取り外します。
ドラブプーリーの24mmナットをインパクトで外します。
ここは逆ねじになっているので、普通なら締める方向に回すと外れます。
はい外れました。
クラッチのナットも外します。
こちらは普通のネジです。
はい外れました。
ドライブプーリーは傷などはありませんでしたが、長い時間動かさなかった時があったのか一部錆びた跡がありました。
ウエイトローラーは少し偏摩耗していました。
クラッチシューはまだタップリ残っています。
ベルトもヒビなど無くまだ十分使えそうでした。
予備に取っておくことにします。
ケースの中をパーツクリーナーで清掃しました。
クランクシャフトに新しいプーリーを取付けます。
その時にシャフトとフェイスプレートのギザギザが合うようにします。
新しいベルトをクラッチと一緒に取付けます。
クラッチ側のプーリーとケースの間が狭いので、クラッチだけを先に付けてしまうとベルトが入りません。
クラッチハウジングを取付けます。
締付けトルクは 400〜600kg.cm です。
そのままではベルトが邪魔でドライブフェイスが付かないので...
ドリブンプーリーを手で「えいっ」と広げて...
ベルトを中心に落とします。
これでベルトに余裕が出来るので...
ドライブフェイスを取付けます。
締付けトルクは 400〜600kg.cm です。

一通り取り付けが終わったらプーリーのベルトが接触するところをパーツクリーナーで綺麗にしておきます。
この状態でちゃんと動くか確認しました。
ムービー(音量注意)
新しいベルトは純正より微妙に長かったせいかアイドリングだとちょっとバタつきます。
キックスターターのギアを取付けて交換完了です。
ついでにギアオイルも交換します。
注入口と排出口のボルトを外して古いオイルを抜きます。
オイルはかなり汚れていました。
新しいオイルは車用のエンジンオイルを使います。
一度新しいオイルをいれて...
タイヤを回してすぐに抜いてギアケース内を洗浄します。
最後に規定量の90ccを注入します。
注入には100均のソースボトルを使いました。
ボルトの締付けトルクは
 排出側:40〜70kg.cm
 注入側:90〜150kg.cm
です。
最後にクラッチカバーを付けますが、+ネジを定番のステンキャップボルトに交換します。
25mmが6本と....
1本だけ長いのがあるので40mmを買ってきたのですが全然足りませんでした。(65mmだったみたいです)

この長い1本、カラーが入っていますがどういう用途なのでしょう?
しかもなぜか曲がっています。
キャップボルトでカバーを取付けました。
あと冷却用の空気取り入れ口にフィルターがあるのでチェックします。
ここの+ネジも固着していたのでバイスプライヤーで外しました。
案の定フィルタはボロボロに崩壊していました。
換気扇フィルタを折りたたんで....
取付けました。
すべて交換完了です。
これで当分安心して乗れます。

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